直接的な差別用語をナレーションしても憚られない時代に開催された大会。日本がパラリンピック第2回目の開催地だったとは知らなかった。
色々興味深かったけど、対象者について深く掘り下げる事はなく淡々とブツ…
前回1964年の東京オリンピックに引き続いて行なわれたパラリンピック(まだ前身のストークマンデビル競技大会の名が冠されていた頃)の記録映画...というよりはドキュメンタリーに毛が生えたような映像集。…
>>続きを読む50年以上前の記録映画。
なので、今と同じような平等やリベラルな視点がないのは、ある意味仕方がないとは言える。
まあそれでもちょっとどうなんだろうという場面は多々あるのだが。
ただそれを抜きに…
競技の内容や大会の規模など現在のパラリンピックとはまるで違うのが興味深い。今では考えられないようなナレーションのフレーズが出てきたりもするが、淡々としつつもバリアフリーの推進と障害者の地位向上を訴え…
>>続きを読む(タイトル作は未鑑賞です)
東京2020パラリンピックの解説でもしばしば使われた「健常者」という言葉に違和感がありました。
その言葉の意味は、健やかで通常の、ということだと思います。そうすると「…
市川崑の「東京オリンピック」は有名だが今作は知らなかった。
そもそも、パラリンピック自体がオリンピックと並列で語られるようになったのって最近なのでは?
何もかもオリンピックとはスケールが違い過ぎて今…
2021年248作目
戦争・交通事故・出産の代償…さまざまな理由から車椅子の生活になってしまった人たちがパラリンピックを目指しているんだけど、当時はアスリートとして出場するというより、生きる意味を見…
製作:日芸綜合プロ(上原明)、監督:渡辺公夫、配給:KADOKAWA