去るもの追わず、人生が旅のよう。目的地がなく、自然体で流れる時間に身を任せるのも、一つ一つの出来事に大きく感情を揺さぶられすぎずに、受け止めて進んでいくのも、彼らが悟りの境地にいて心地よさを感じた。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
まさに無為の旅
映画産業へのレクイエムでもあり、ザロードムービーであり、孤独な男と職人気質な男の何も起きない時間が最高に気持ちがいい、妻とのことなりナチスのことなりで自暴自棄からの再生、やっと自由の…
「最近の映画はどれも人間の目と頭をだますことしか考えていない。人間に愚かな行動をさせる。そんな映画を見せたなくない」 これは終盤、映画館にいる女性が主人公のブルーノ・ヴィンターに放った台詞だ。もうこ…
>>続きを読むこれぞロードムービー。
ミシュランマン付き大型ワゴン車で寝泊まりしながら町から町へ映写機を修理する仕事をしている、"裸エプロン" ならぬ "裸オーバーオール" 姿のブルーノと、小型の車を猛スピード…
ヴィム・ヴェンダース監督・脚本の3時間の作品。大型ヴァンで移動しながら映画館の映写機を修理している男。途中で拾う男や、様々な人物のエピソード。移動歯科医の「エバースマイル、ニュージャージー」を思わせ…
>>続きを読む男2人のロードムービー
うわぁこれはかなり好き
映写機の修理をしながら廃れゆく映画館をトラック(ビバンダムくんのライトがかわいい)で廻るブルーノはクルマで川に突っ込んでいった素性のわからない男ロー…