木下恵介若かりし頃の国策映画。日本の国策映画はコケる。プロパガンダとしては丁寧すぎて扇情的になれないの。
幕末から太平洋戦争まで日本近代の有り様や目指す先を丁寧に説明してくれる良作。ここまで歴史を伝…
ロイヤル劇場で鑑賞。
太平洋戦争中に陸軍の依頼で作られた国策プロパガンダ映画。
幕末の長州下関戦争、日露戦争、日清戦争、そして日中戦争、太平洋戦争と、日本の戦争を祖父から子へ一家3代で描く。
欧米…
2025年160本目
戦時中の1944年に、戦意高揚のために陸軍のプロパガンダ映画として撮られた…はずが、木下惠介監督の反骨精神によって、ラストのシークエンスで出征する息子を心配する母の憂いを描き…
見よう見ようと、いつまでも引っ張っていたが、ついに見る。
戦時中の1944年公開。
ラストシーンは実際に出兵する若者たち。
戦意高揚・プロパガンダ作品としての依頼だったと思うが、画面から伝わるのは…
前半、テンポよくコミカルに、ちゃんと違和感とかズレとか思想とかの伏線を散りばめて、最後急に長回しし始めてこれでもかと全てが集約されていくのがとてもいい。
昔の映画をあまり観たことない僕もすごく観やす…
反戦の人じゃないと作らないし作れない作品で、当時を考えるとすごすぎる。大日本史なんてハナから無かったことにしていい。ナチュラルに男同士の距離が近いのも、とにかく情念がぶん回すアップも、作家性のスイッ…
>>続きを読む松竹株式会社