春分の日からの三連休に、東京に遠征して荒川河川敷の小さな練習会のハーフマラソンを走って、シネマヴェーラ渋谷で「秋のマラソン」と「モスクワは涙を信じない」を観た。
主人公は都会の翻訳家兼大学講師の仕…
どっちつかずの不倫男がやたらコミカルに撮られてておもろい。リアクションのショットがないのが良い。嫁に女から貰ったジャケットを引き裂かれるシーンとかね。
デンマーク人とアルハラしてくる隣人のおっさん…
目まぐるしく展開する人間関係のほつれ、それをうまく縫合しようとしてやっきになって面白い失敗を繰り返す主人公、ウィットに富んだ掛け合いもあり、見飽きない。物語は繰り返すが、繰り返したとしても延々とみた…
>>続きを読む時計の音がすばらしい
決断しないで嵐が過ぎ去るのを待っている
行き当たりばったりにも程がある行動
それで色んなものを悲しませたりしているが、そう簡単に人は変わらないのである。
むしろ全てを失ったと…
ジムキャリーの「イエスマン」の超消極バージョン。押しに弱すぎる優柔不断男の笑える悲劇。イライラさせながらもどこか憎めない登場人物達のキャラがいい。主人公が他人の翻訳を雑だと言うくせに、自分の浮気の言…
>>続きを読む異邦人に対して有無を言わさずロシア的洗礼(歓待)をくらわすエフゲニー・レオーノフを見て、やっばり『キン・ザ・ザ』は自国の寓意像だったんだなあ、と嬉しくなる。地下鉄のエスカレーターの構図やアパートの中…
>>続きを読む『私はモスクワを歩く』が大好きなので、ずっと見たかったゲオルギー・ダネリアの他の作品。これで日本で見れる4作?をコンプかな。という意味では「クー!」
とはいえつまらなかった。。。キンザザにつながり…
不倫してる中年が隣人のデンマーク人とマラソンする話。
同じようなテンションでずっと続いていくのだが、ボタンを掛け違え続けてるミドルエイジの情けなさとすっとぼけたユーモアはただただ力無く笑える。シナリ…