【山形国際ドキュメンタリー映画祭2019 山形市長賞】
チリで1973年に起こった製紙会社組合員の大量殺人事件に関するドキュメンタリー。19人の工場労働者が警察によって虐殺された。
言葉がない。こ…
チリで起きた工場労働者の大量殺人事件を追ったドキュメンタリー
チリの日常の風景(美しい景色ではなく、日常のどんよりした風景)に
淡々と証言が読み上げられる物凄くシンプルな作り。
独裁政権なんてヤ…
無学なので詳しい事情なんかは全然分からなかったのだけれど、チリ国内でクーデターが勃発して数日後に元々目を付けられていた左派労働者達19人が行方不明となり、会社からは無断欠勤として解雇通知が届く。
そ…
1973年9月11日といえばチリの軍事クーデターが有名だけど、そのクーデターの裏側で埋没した、軍警察による、とある痛ましい事件にフォーカスを当てたドキュメンタリー映画。
裁判資料を元に加害者の証言…
70年代にチリで起こった軍事クーデターのさなかに殺害された左派労働者たち。軍事政権による虐殺の過去。
インタビューもなく、チリののどかな風景をバックに証言記録が朗読される80分。
いい意味でこれ…
チリの911クーデターの際、消息を経った19人の労働者。後に遺体となって発見された逮捕者0の〝未解決事件〟について、この虐殺を実行した事件の当事者たちの証言を現在のチリの風景と共に淡々と読み上げてい…
>>続きを読む事件現場の現在と、語られる過去の並列がその土地そのものから湧き上がっているように感じて恐ろしい。
途中で出てくるマーチングバンドの演奏でアニメのOPみたいな編集を突然入れ込んだり、ラストは呪いのビデ…