こんなエロどすけべ坊主存在したらダメだろ。なぜ白黒なのにこんなに臨場感があって気迫があるのだろうか。
昔は胸が見えるより脚が見えた方がエロかったとどこかで聞いたが本当か?
墨をするのが自慰行為のメタ…
昭和初期、京都のお寺で、住職と、愛人と、修行中の青年が三角関係になって…
全員キャラが立ってて、さらっと見てもエンタメとして楽しめたし、後から3人の爛れた関係性についていろいろ考えるのも面白かった…
川島雄三監督が、一番油が乗り切った時期の水上勉直木賞原作を映画化、親子雁の襖絵部分がパートカラー、本篇を村井博撮影の白黒映像が絶品の文芸映画の傑作。襖絵作成に十年間借した南嶽中村鴈治郎が急死、その出…
>>続きを読む全ショット完璧。人の動きがほとんど必要性のある仕事とか作業で構成されてるのも面白いし、それを収める構図も豊かで楽しい。終盤の「悟りを開くゆうことはどうゆうことですか!」と坊主が問い詰めるシーンで、そ…
>>続きを読む兵隊ごっこ
なるほど、サイレントの語り口故に却って音が洗練されるのか。神聖な空間における生々しい死と性、どうしようもない苛立ちと殺意。若尾文子の同情心は見せかけで、結局は若い男の身体が目当て慈念の…
川島雄三の文芸映画の中では最も風格がある作品。ラストの観光地としての雁の寺の様子をカラーで映したのは、「幕末太陽傳」で構想して叶わなかった現在の品川を佐平次が走るラストを思ってのことだろう。若尾文子…
>>続きを読む変態じじいに襲われる若尾文子を見る映画。構図のキメ方天才すぎてぐいぐい引き込まれた。少年に怒りが芽生えた時の鯉に刃物を投げるショットや上空を勢い良く飛ぶ鳥、若尾文子の顔にあたる不穏な照明、降り頻る雨…
>>続きを読むカメラ構図と編集の妙でグイグイ引き寄せる。憎しみや嫉妬の怖さが交錯する人間模様はホラーサスペンスな色合いでも全く違和感が生じない。様々な言動に "もしや" が潜み、思惑と現実は重ならない不条理さは怖…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます