2024/4 再鑑賞
社会背景がわからずに上手く咀嚼できなかったのでしっかり下調べしたうえで再鑑賞。
かなり理解できた。こういうのを一発でわかるようになりたいもんだなー。
撮影過程を知ると映像…
面白かった。ハリウッド黄金期のアメリカの政治と映画の様相を点描しながら『市民ケーン』の脚本完成までの経緯を辿っていく。ゲイリー・オールドマンが演じるハーマン・J・マンキウィッツという脚本家が魅力的で…
>>続きを読む市民ケーンを予習してみたのだが正直言って市民ケーンの誕生秘話を描くものには見えず、ごく普通の脚本家からみたハリウッドの世界って感じだった。会話パートも当時の映画界を物語るような話で退屈はしなかった。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
なんだかあまり評価高くないから見ていなかったんだけど、フィンチャーでも一番の傑作かも。『市民ケーン』の裏側を、映像的にも。『市民ケーン』的に撮ってしまうというシンプルなアイデアが分からなければ、凡…
>>続きを読むデヴィッド・フィンチャー作品予習7作目。
また新しい扉を開いたフィンチャー監督。
今度は白黒映画。
主演はゲイリー・オールドマンで、演じるのは名作「市民ケーン」の脚本を書いたハーマン・J・マンキ…
表現者として間違えた事はしたくないというデヴィッド・フィンチャーの想いと、それを貫き通したマンクへのリスペクトが詰まってる。莫大なリサーチをした上で慎重にゾディアックを撮ったり、タイラーダーデンの与…
>>続きを読む"映画の力"
本作は歴史的名作『市民ケーン』の脚本を書くマンクと映画界を描く。
見始めてしばらくは古き良きハリウッドの映画業界を振り返るばかりでテーマはなかなか見えてこない。
肝となるのは中盤、1…