作り手の伝えたいメッセージや表現したい要素を余すことなく凝縮した作品。
序盤は未知の自由なスタイルに戸惑いがあったが、不思議と3時間が瞬く間に感じられた。
「反戦」とは違う「平和」を愛する想いが力強…
すごい映画でした。
何の情報もチェックせずにいきなりみたので最初の5〜10分は映画の歴史を当時の表現方法でその当時の歴史の流れに沿って伝える映画なのかと思いましたが、ストーリーが進むにつれて、主は戦…
反戦と中原中也推しが映画の容量を超えてる(笑)色んな時代にタイムリープものかと思って観始めると「おお、そっち?」ってなります。途中から普通になるのかな?と思ったらそれが最後まで続くので「おお」って引…
>>続きを読むTAMA映画賞で最優秀作品賞になったとのことだが、これは納得の作品。
まず映像自体は最近の大箱系の邦画、洋画に馴染んだ人などからは、安っぽいなどといった批判がきっと飛んでくる映画だろうと思うが、こ…
大林監督の遺作ということもあり期待していたのだが、起伏のない流れで、理解をこちらに預けられ非常にプレッシャーを感じる作品だった。
うまく言えないが、いくつかのパートに分け、NHKで流して欲しかったよ…
コロナで公開が延びていた、我が愛する大林宣彦監督の最新作にして遺作『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』を公開初日に見てきました。
最初に断っておくと、きっと各レヴューで絶賛されるであろうけれども、本作…
映画の力を信じ抜いた結果の作品。国家間のみならず、広く戦争について考えさせられる内容。
各戦争エピソードがバラバラに展開されるので、いつの時代も人間は戦ってばかりというメッセージは伝わりにくい一方…
©「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」製作委員会/PSC 2020