異端の鳥の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『異端の鳥』に投稿された感想・評価

Rina
4.2

2時間半!?!って思ったけど主人公以外周りの人間や環境がサクサク変わっていくからバッドエンド短編集みたいな感じで全然退屈せずに見れた。
胸糞だけど、時代なのもあってあまり重いとは思わない胸糞だった。…

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E
3.9

鬱映画
どこへ行っても倫理観が欠如した限界の人間ばかり。元々の人間性にも問題はあっただろうが、戦時中の環境のせいもあるだろう。平常時であれば抑えられているであろう人の心の醜さや異常性がこれでもかとい…

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sin
5.0

久々に、こんなにも苦しい映画を観ました。ユダヤ人だから、他の子ども達とは違う目をしているから、口がきけないから…差別、暴力、虐待、死、理不尽、不条理、無秩序、混沌、とpaintedされた主人公は、ど…

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yuyu
3.0

暗い...重い...
なんか見ていて情動を失っていく...
そして長い...感動なんてない...
希望や、いいことなんて一つも...

ホロ関連での迫害も少しあるけど、おおむね登場人物の人間性や倫理…

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暴力はまた暴力の連鎖を生み出してしまう。その最大級が戦争だったりして、差別や格差が広がっていく。爆弾のように虐げられた心が爆発して、それは死を生み出す装置になっているし、その原因を作ったのが人間だし…

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『異端の鳥』は、第二次世界大戦下の東欧を舞台に、一人の少年の過酷な漂流を描く。モノクロの映像は絵画のように端正でありながら、時に目を背けたくなる暴力や性被害をも、観客をスクリーンに縛りつけるように映…

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ずっと気になりながらもなかなか手が出せなかった作品…。意を決してトライ。
内容はもう悲惨の連続ですが、想像してたよりかは映像が大丈夫だったので(それでも刺激は強いです)最後まで観れました。
もしR1…

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August
3.8
あまりにも受難
ジャケットが自由と不自由、そしてカオスが作風を表現した象徴的なものとなっている。

ホロコーストから逃れるために東欧へ疎開したユダヤ人の少年は、村人達から迫害される日々を過ごす。
共に暮らしていた老婆が死に、少年は当てもない旅に出る…というお話。

ユダヤ人を大量虐殺したホロコース…

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これまたとんでもなく鮮烈な絶望感が漂う殺伐とした《戦争の映画》。
“あえての”白黒が、その雰囲気からさらに色を奪い、希望を、光を奪う感じ。

《戦争の映画》Part.Ⅱ、Vol.17。
『異端の鳥』…

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