最初はよく分からない世界観で、ついていけるか不安でした。
ただ、色々な人間が映し出されて、多くが悲しみの場面で、それが繰り返されるうちに、悲しみに重い軽いなんてないんだよ、と言われているような気がし…
神の視点からなのかわからんけど、何人も問題を抱えていたり、深刻な状況を迎えていたり、些細なものだったりするのがランダムに次々と淡々と描かれる。
その一つ一つがリアリティがなくて。というのも人間て深刻…
この映画を観ていて何度も思ったのは、「ドールハウスの中で誰かが遊んでいるようだ」という感覚。
登場人物たちは、誰かの手によって配置され、決められた動きだけを淡々とこなしていく。自分の意思ではなく、世…
スマホで、手に持って、動く絵本を眺めるように観るといい感じに癒される。ロイ・アンダーソンシティで暮らしたい。紛れ込んで、馴染めそうな自信がある。
どーーーやって作ってるんだろう?と思いながらずっ…
のんびりじんわりと映画を見たかったので鑑賞…
天使の視点なのかしら?様々な人の様々な生活の一面が切り取られていた。
坂道を見た時に「ゴルゴダの丘?」と思ったら磔刑に向かう男の夢だったので現代の街並み…
心も身体も文字通り傷だらけ
痛い
こんなに痛い
あり得ないことばかり幸福も不幸も一度にやってくる
でも手を差し伸べて助けてくれる人がたくさんいる そのありがたさ
時間が刻々と過ぎゆく
一体誰が時のね…
画集をめくる様に進む物語は、ひとつひとつが分離しながらも問題を抱えたすべての人々をゆるやかに繋いでいる。
固定された画角は絵画さながらで、素人ながら遠近法の巧みさと、無機質でいて淡く、柔らかな色彩を…
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