労働と労働の「合間」を映し続けるイオセリアーニ。その切り離しがたい人生を繋ぐのは、芸術(音楽)と愛。つまり人間そのものを見つめ、その「歴史」を浮かび上がらせている。
日常は絶えず死の予兆に満ち、その…
フランスに移る前のグルジア時代のオタール・イオセリアーニの長編2作目。
常に時間に追われるオーケストラのティンパニ奏者の青年が主人公。
とにかくこの主人公が見るからに軽薄で自分本位でせわしない。
コ…
この監督の作品、あまりにも"日常"すぎて見終わっ後に「…で?なんだったの?結局」となってしまうことが多いから普通に私は合わないんだと思う。映画を見ているというよりドキュメンタリーを見ている気分。
>>続きを読む今のところ唯一コメディを感じる作品。ギリギリで演奏に間に合ってポンポコ叩いてはいセーフ、でも周りの偉い人はキレてらぁ。
音程を合わせてポリフォニーに途中参加するシーンがよかった。やりたいことやらない…
イオセリアーニ初期の代表作を遂に見れた!
いつも何かやってるのに気づいたら何も終わってないという最悪ムーブをしちゃうティンパニ奏者を82分間追いかけるだけなのにおもろい
信じられないくらい人と物がフ…
ティンパニ奏者の男は演奏の途中に抜け出して様々に用事をこなして帰ってくる。そんな男の毎日はあまりに騒々しくて…。登場人物の紹介を放棄して、もはや男と一緒に画面に映るだけ。肯定的に見れば、男の毎日は友…
>>続きを読む都会人の忙しなさって具合で、ほんとにせわしないなー。あっちこっちに散りばめられた時計も良いアクセントになっており、活発にしてる割には何も進んでいないって云うアンチマルチタスク映画に仕上がっていて面白…
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