
旧ユーゴスラビアの社会主義体制の下で少年ディーノは多少不自由な思いをしながらもウサギ相手に超能力の特訓をしたりバンドを組んだり年上のちょっとエロいお姉さんドリー・ベルとの初恋を体験したりとそれなりに…
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🌙2025.10.24_321
「もう一度だけ彼女に会えなら、
僕を愛しているか聞くのに」
エミール・クストリッツァ監督デビュー作。
青春と家族の物語。主義、親の権威、男女差別...青春映画で…
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クストリッツァ監督1981年のデビュー作。(ユーゴスラビアの内戦による長い混乱状況により日本では長らく幻の作品とされていた。)
デビュー作+青春ストーリーいうことで初々しさ瑞々しさが眩しい、が、この…
エミール・クストリッツァ監督の長編デビュー作。知っている作品とはずいぶん違い、悲しみとピュアさが詰まっている青春もの。呪いにかかったような社会主義国ユーゴスラビアの重苦しさが伝わってくる。そして祖国…
>>続きを読むアマプラでクストリッツァの初期作が観られるなんて思わなかった
旧ユーゴスラビアの家族と次男坊ディーノの初恋を描いた物語
共産主義を信仰する父親が最初は煙たい存在だけれど実は子煩悩で愛情深く映る
…
父親が死んですぐ自転車が届いてニコッと笑う末っ子がよかった。即物的に生きて行けよ少年。
デビュー作やのに全く気取らずクストリツァらしさも見られるけどまだコメディ要素は控えめ。酒と音楽はすでに出てくる…
途中から父親が俄然良くなる
彼の眼差しひとつひとつに意味を探してしまう
もしかすると、はじめから良かったのかもしれない
そう思った時にはもう息子には確認する術もない
きっと、それを繰り返しながら親と…
Filmski Centar Sarajevo