東京国際映画祭鑑賞3本目。東京グランプリ受賞とのことでおめでとうございます。
姪と叔父の物語。序盤はほぼ台詞がなく、淡々と日常生活が描かれる。徐々に姪と叔父の関係性、親密さが伝わってくるのだが、作品…
東京国際、今年はなかなか当たりが来ないなあと思ったけど、鑑賞6作目にしてようやく大当たりが来た。
やっぱり北欧のじじいは私のキラーコンテンツだったわ。
農場を営む体の不自由な叔父と暮らすクリス。ふ…
夢を諦めておじさんとの生活を選んだクリスと、夢を叶えてほしいと誘い出す周りの人々のどちらの気持ちも理解でき、もどかしい。
クリスは過去に日常を唐突に失ったからこそ、今の日常を手放せない。何が自分の人…
このレビューはネタバレを含みます
BGMや他人との会話、主人公の表情の変化などを削ぎ落とした映画で、より自分たちの日常に近い空気感で物語が進んでいく。
無駄なものがないから、伝わってくるものが主人公の心そのもののような感じがしてと…
腕は2本のまま、体はひとつなのに大切なものは少しずつ増えていく。
そして、変化はその良し悪しに関わらず、いつも痛みを伴う。
冒頭、繰り返される日々に彼らが満足していることが、台詞のない映像から容易…
序盤から、何てことない、むしろ側から見ればつまらない毎日の繰り返しにも思える描写。
しかも、けっこう長い。
その時間で、姪の置かれている状況を重たく表現しているのかと思いきや、そうでも無い、かもし…
客観的に見たら特別で素敵な関係性の中で生活を送っているように見えるけれども、主要人物の2人は主観的に自分達がそうであるという事に気づけているのかな?
北欧は都市部もいいけれど田舎の農村も随分見惚れ…
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