このレビューはネタバレを含みます
御伽話のような幻想的な世界観。
水墨画で描かれた巻物を見ているかのよう。
・霧がかった琵琶湖を小舟で進む
・物怪のように妖艶な若狭(京マチ子)
→舞や謡曲含め所作が美しいのなんの
・朽木家では吐息…
上田秋成の十八世紀の読本から二篇と、モーパッサンの勲章をベースに脚本を組み上げた溝口健二の雨月物語。
雨月物語というタイトルの由来は、
雨がやんで月がおぼろに見える夜に編纂したため。であるらしい…
カメラワークが素晴らしく、フレームに収まる情景には常に目を見張るものがありました。
70年以上も前の作品にも関わらず暴力と不条理の中で生きる人々の生々しい描き方には色褪せない力強さを感じます。
こ…
原作のうち2つの小話をミックスしたオリジナル脚本らしい。
現代の感覚からすると登場人物の倫理観が終わりすぎていてなかなか入り込めない。主人公兄弟の嫁さんがそれぞれ酷い目に遭う。勘弁してくれ。
時代物…
戦に狂わされた馬鹿な兄弟が女を不幸にする話。妻2人はもちろんのこと、若狭様も可哀想すぎる。
はじめは何とも思わなかったのにだんだんと若狭様がとても美しく見えてきて京マチ子のすごさを感じられた。表情や…
戦国時代、琵琶湖の湖岸の村に住んでいた2組の兄弟夫婦のお話。
戦乱の時代がやって来るのをチャンス到来と、陶芸で暮らしていた兄は、貧しい暮らしから抜け出し妻子に良い暮らしをさせたくてお金儲けに賭ける。…
このレビューはネタバレを含みます
戦は男を狂わせ、女を不幸にする。
源十郎は壺が売れてから、もっと金を、もっと成功をと欲が膨らんでいく。藤兵衛も侍として武勲を上げたいという欲に取りつかれ、首を横取りする。ほんの小さな場面なのに、戦…
教訓としては普遍的なことを言っていた。利益や目の前の欲に囚われて大切なものを失わないようにねって感じ。
とにかく映像が綺麗だった。源十郎が若狭と風呂に入ってからの映像の繋ぎ方の幽玄さが素晴らしか…
このレビューはネタバレを含みます
雨ばっかで嫌になるな〜→タイトルに雨が入った作品縛り鑑賞しよう!の流れで鑑賞
最近古典映画の魅力に改めて気づいたこともあり…
いやもう素晴らしかったな…
最初の方の、人生で初めてお金を手にした瞬間…