雨月物語に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『雨月物語』に投稿された感想・評価

4.0
「人間はとかく、自分の不幸だけを数え上げるのが好きで、幸せは数えないものだ。でもちゃんと数えてみれば、どんな人にも幸せはそれなりに与えられていることに、気づくはずなんだ。」Dostoevsky
ガ
3.9
現実の峻烈な厳しさと、それに抗うように男たちが求める金、名声、夢幻的ななにか。
程度や生き死に有無は違えど、この構造は普遍的なものなのかもしれん。
目を背けてはならない物事を捉え直そう。
日本版サンライズ

ただただ偶然なのに、同じタイミングに観た2本の映画の内容と描き方がピタリと重なると驚きを隠せない。
桃龍
3.5
2011-11-01記。
"元祖"『ゴースト』。
もしこの時代に映像の合成技術があったら、ろくろのシーンで例の二人羽織を撮ったと思う。
おもしろい。女性映画。
男は欲に駆られ、女は傷つく。

小舟のシーンが美。
ケン
4.0

ずっとアマプラのマイリストに入れたままでしたが、ようやく視聴。
溝口健二の作品を初めて見ました。
宮川一夫のカメラが素晴らしい。
モノクロ映像の極致みたいな映像です。
京マチ子の妖しさもすごい。
ス…

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3.9

初めて白黒映画を観た。
最初は声が聞き取りづらいとか顔が見づらいとか思っていたけど気づいたら最後まで観れていた。
欲望に呑まれず今ある幸せを大事にするみたいな感じだけど、頑張ってもそれ以上は無理みた…

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牧田
3.8
元いた場所に戻ってくるニュアンスより出られないニュアンスが強くて寂しい
物語がどんどん進んでいく
着物を脱ぐ仕草好きだ

このレビューはネタバレを含みます

『雨月物語』は、1953年に公開された溝口健二監督の代表作の一つです。上田秋成の読本『雨月物語』の「浅茅が宿」と「吉備津の釜」を原作とし、戦国時代の混乱期を舞台に、男たちの欲望と、それに翻弄される女…

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土偶
3.5

大昔に一度見たちょっとした思い出の映画だ。台北滞在中にアマプラにあるのを見て突然見たくなった。この純和風の物語を異国で見ていてとても不思議な感じだった。
ストーリーとしてはまぁチルチルとミチルの『青…

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