おそらく世界で最も評価されている日本映画の一つだろう。時代背景や雅楽、幽霊怪談と日本的イメージで構成されていて如何にも海外受けしそうである。金や立身出世の欲に目が眩んで女房を辛い目に遭わせてしまう夫…
>>続きを読む公開当時も高い評価を受けて、第13回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した作品。
以降も史上最高の映画ベストテン的なランキングに常に上位に入っている傑作!
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描かれてるのが1500年…
「今あなたがやっとあたしの思うお方になってくだすった、とそう思った時あたしはもうこの世の人ではなくなったのです。これが世の中というものでしょうねぇ」
初・溝口健二。能の幽玄さったら、底知らずやね〜…
幻想を描く時にカットを使ったデクパージュを用いることなく、ワンカットで捉えることによってよりリアルに感じることができると、理論的には考えるが、それは役者を退出させるまでの時間稼ぎが逆にテンポを悪くす…
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