たとえば、ニューヨークを舞台とした映画を観るたびに、蒸気が立ち昇るスモーキーな映像を目にすることになり、それだけで映画としての何かになっていることについて、どこか立ち止まるところがある。
また、パ…
戦乱の世、貧農の源十郎(森雅之)は焼物を売ることで金儲けを覚える。妻の宮木(田中絹代)と子を残し、さらに大儲けに走るが、やがて若狭(京マチ子)という身分の高い女に声をかけられ、その屋敷に入り浸るよう…
>>続きを読む1.映画の理想を詰め込んだ傑作やな。
2.高度な芸術性、夢を見てるような世界観、滑らかなカメラワーク、人物描写の緻密さ、ファンタジスティックな演出、役者陣の鬼気迫る演技、登場人物を俯瞰で眺める監督の…
遥かに強靭で覆すことのできぬ制約に溢れた戦国の世。強者の論理が絶対であるその世界において自分は果たしてその制約に宿る美を見出すことができるのだろうか。その制約があるからこそ生じると自身の仮定する生の…
>>続きを読むスコセッシ監修のデジタル修復盤Blu-ray。学生ぶりに観て、昔観た時も感動したが、今観ると以前よりも感動や戦慄を覚える作品だった。
宮川一夫の撮影、溝口の容赦ない演出はもちろん、初めて観た時には思…
とんでもない ニンゲンの性というのはこんなにも空しく切なく、それをこんなにも美しく描かれてしまうと言葉がない
たましいの宿った映画だ、もう観終わったあとグッタリしてしまった
これを35ミリフィルムで…
新年あけましておめでとうございます。
今年の新作と旧作映画ベスト10をコメント欄に書くのでよければ見てください。
溝口健二の作品を見るのは初めてで、難解な映画監督なイメージだったが、エンタメ映画と…
完成度高い!変化球かと思いきや方言以外の溝口要素はほぼ全て入った上、他の作品では描かれない“その後”(本作では男性が真面目に働き出す、女性がついに死んでしまうなど)も描かれている。
ただ、いつもより…