戦国時代を舞台に欲に駆られた男たちがやがて取り返しのつかないところまで行き着いてしまう姿を描いた、江戸時代に出版された超有名な同名怪異小説が原作の溝口健二監督作。
兄は陶芸で一攫千金を、弟は侍とな…
昔の映画なのにテンポが良かったし話もおもしろい。画もかっこいいし何より音楽がいい。こんなに昔の映画なのにセリフがしっかり聞き取れて有難い。タルコフスキーが溝口健二を天才と言ったのがわかる。間違いなく…
>>続きを読む初鑑賞。名だたる映画人の絶賛を受け、ランキング上位に食い込む本作を観るに当たって、決して権威に靡かずフラットであろうという決意を固くした。しかし、実際のところ傑作だった。瀬戸物を拵える一家の生活は何…
>>続きを読む『雨月物語』は単なる愉しい怪談奇談集ではない。18世紀にあって、上田秋成は「近代」の萌芽を鋭敏に察知し、幻想的に人間の業を描き出した。溝口も金や権力への欲を見事に盛り込み、『雨月物語』たらしめる骨格…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
繊細な映像によって、残酷ながらも幻想的な世界観に浸っていられる。出世欲や色欲などに溺れることなく、現状に満足して大切な人を守るべきだということを痛感した。また、資本主義社会の歪みや暴力による支配の愚…
>>続きを読む家族を大切にせよというメッセージかな…
京マチ子の目の動きに魅了された
どんどん妖しい世界に入り込んでいく様子が、音楽やモヤ?とか光と影の使い方で表現されていてすごく面白かった
男性は愚かに、女…
諸行無常の響きなり。
意味を理解しているかは別にして、そんな言葉が頭をよぎりました。
黒澤明の『羅生門』('50)と並んで、海外からも評価の高い名作であることだけは知っていたので、どこか身構えてし…