日本が世界に誇る至高の逸品。
若かりし頃、レイトショーでかかっていて、真夜中に西宮から難波までおんぼろバイクを走らせて観たのだが、映画の神様からの啓示がまるで十戒のように僕の脳天に刻みこまれたこと…
このレビューはネタバレを含みます
単純にめちゃくちゃ面白い。
カメラワークとパニングはシンプルだけどナチュラル。冒頭の手前で源十郎が話す一方で、奥から弟夫婦が出てくるところなど。意図的なわざとらしい空白じゃなくて、ワンカット、ワンシ…
このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
原作は現代語訳を学生の頃に読みました。
恥ずかしながら内容をほとんど覚えていません・・・
本作の感想ですが、心に刺さりました。
①気になったところ
源十郎に不思議な体験が続…
10年ぶりに見返した。
記憶の5倍は速い映画でビビる。話も画面も速くて強い。出し惜しみ無しでとんでもないシーンが次々とやってくる。
人物の走り方がかなり宮崎駿的速度感。こういう映画の積み重ねがあのア…
1953年作なのね。意外と最近。この時代背景の映画って見ることないなあ。新鮮味も相まって非常に楽しめた。未履修の文学作品下敷きでとっつきにくいかと思いきや、とてもわかりやすくてまさかのドンデン返し。…
>>続きを読むとても演劇的だった。
戯曲を映像化したような…
琵琶湖を船で移動する場面。
源十郎は此岸(生活)を離れ彼岸(この場合まやかし、あやかし)へと渡ってしまったのだろう。
男の欲や功名心をとことん浅まし…
戦乱という大きな力に絡めとられて分不相応な欲望に手元の幸せを棄ててしまう男の愚かさと、その煽りをジッと耐え忍ぶ女の無力感を映す。
圧巻の映像美とシームレスな極上の演出。
無駄なシーンが無さすぎて怖い…