はなれ瞽女おりんに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『はなれ瞽女おりん』に投稿された感想・評価

スチルとしては非常に美しい。だからサムネとかポスターとかめちゃめちゃ面白そうに見える。でもこれは映画なんだ。
d

dの感想・評価

5.0

「松林、松林言われても、どこが松林で、どこが浜なのか、おらには境目が分かりません。世の中、どげんな境目があるのか。」
社会から排除されその秩序の外に漂白する人びと。だからこそ、その秩序を超越しさえす…

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Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【1977年キネマ旬報日本映画ベストテン 第3位】
水上勉の小説を原作とした時代もの。U-NEXTで篠田正浩作品が明日までということで鑑賞。『心中天網島』と同じく岩下志麻が主演。

岩下志麻演じるお…

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岩壁の母

美しく悲しい物語だが、どこか中途半端。
盲目三味線メンヘラ女と脱走兵おじさんの旅。
ラストシーンそんな…そん…そんな……この気持ちをどうすれば…どう…と持て余しきっています。この世は地獄マジじゃん……

この映画の設定(シベリア出兵だから1910年代くらいか)の数十年後、おりんの生まれた土地には無数の原子力発電所が建つ。冒頭の冬の日本海に象徴されるような、そうした日本における「不毛の地」の物語。あの…

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Nakao

Nakaoの感想・評価

4.5

盲目の女旅芸人の事を”瞽女”という。

中でも屋敷から追放され孤独な”はなれ瞽女”となったおりんの愛情と悲劇の物語。厳しくも美しい日本海の冬景色、瞽女唄、劇中曲、主演の岩下志麻..全てが素晴らしい。…

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