ハンガリー、ブタペストの実際にあった住宅難によって家庭の崩壊していく様を直接的に描き出したタル・ベーラ初長編作品。『アウトサイダー』へと続いていくドキュメンタリーチックな映像感が彼らの切実な事情を見…
>>続きを読む家を手に入れれば全て解決すると執拗に言う登場人物たちだが父親を始めとして出てくる男が全員嫌なやつなので家を手に入れれば解決する問題か…?と思ってしまう。
でも、住という生活の中で重要すぎる要素が窮屈…
3つの家族が住む家があり、その家を共産主義国家であるハンガリーの比喩とする。父は実質的な権威は失われていて家庭内の問題を解決することもできない。その権威と崩れゆく家を抑圧的に維持しようとする。そのハ…
>>続きを読むこれはもはやノンフィクションというよりも生活、現実そのものを撮った映画。すぐそこにある現実。役者の演技が素晴らしい。おそらく素人なのだろうが演じてる感がまったくない。ドキュメンタリーを観ているような…
>>続きを読むこれまで観た映画の中で一番胸糞悪い映画だった。あまりに胸糞悪くて途中退出するか悩んだ。無論面白くはあるし、強いメッセージ性も感じたから観てよかったとは思うが(特に主人公夫妻の独白のシーン)、大画面で…
>>続きを読む「家さえあれば」「狭くても、何も無くて床に寝ることになってもいい、アパートさえ借りられたなら」と繰り返し口にする夫婦、彼らが失ったものを、ぶつ切りの編集が語るともなく台詞の裏側に並べる。
生活の拠り…