そこの同僚は、私大の大学院に入るために、この店で三年も夜間だけのアルバイトを続けていた男だった。それから大学院はあきらめ、社員になったのだ。ときどき僕は彼から、ないほうがいいくらいの野心や、望みが挫…
>>続きを読む何回も「辞めちゃえばいいのに」って思ったけど、嫌でも「食うためだもんな」って思って辞められない気持ちはめちゃくちゃわかるし、だからこそ戦う誰かに尊敬の気持ちを持ちたい。
西村さん、顔付き変わったなぁ…
以前、テレビで見て話の内容は大体知っていたのですが、映画館で見て改めて面白かったです。
自分は仕事が嫌になったらすぐ辞めるという転職ばかりの人生を歩んで来たので、理不尽な会社と戦ってやろうとする西…
❶マッチング:消化良好。
➋「アリさんマークの引越社」で、実際に起きた3年間にわたる労働争議の軌跡を追ったドキュメンタリー。
➌要旨:主人公の西村有さん(本名:野村泰弘さん)は2011年1月、引越社…
大手引っ越し会社のブラック体質を暴くという作りではなく、あくまでそこで働き続けながら戦う男の労働争議を追ったもの。
主人公である西村さんの説明パートが終わってからは比較的に監督自身のセルフドキュメ…
ある引越会社で働く営業職の男性が、理不尽な労働環境の改善交渉のため、個人加盟型の労働組合に加入。するとシュレッダー係に移動させられ給与は半減。さらに懲戒解雇に追い込まれてしまう。
この方の件につい…
よくもわるくも「おもしろい」。ひとつは、監督と登場人物たちの感情のグルーヴ感。序盤にある説明を終えると、感情がわかる様子がうまく撮れていて、監督自身の気持ちもめちゃくちゃ伝わるのでおもしろかった。ラ…
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