パンフレット買おうとして「すばらしき世界…」って口に出した途端、レジで再び泣き出した不審者は私です。レジの人ごめんなさい。
あのラストカットのタイトル出た瞬間、なぜか涙ぼっろぼろ出てきて、エンドロ…
殺人罪で収容されて13年、初犯から数えると刑期の合計は28年
そんな人生の大半を刑務所で過ごした男が社会に放り出された
前科者、元極道、持病もあり満足に働けない
生活保護を受けながら過ごす日々
…
役所広司の背中に全てが集約されていた。
今後、日本映画史上に残るであろう最も
心揺さぶられる入浴シーン。
役所広司の圧倒的な存在感と、仲野太賀の泣きの演技。
さらに脇を固める名優陣。
もう、すべ…
殺人罪で刑務所に服役、13年満期で出所した主人公が社会復帰する話。
反社である事の差別、今の時代は反社では生きていけないのを痛感して変わろうとするけど、普通になるってすごく難しい。
免許の試験のと…
最近見たヤクザと家族にテーマはめちゃくちゃ似てる
身寄りが居なくなってヤクザになるしか道がなくなってしまった男が、刑務所に入って出てきたらヤクザが生きづらい世界になってしまっていた。更生した犯罪者に…
元ヤクザの殺人犯・三上正夫(役所広司)の再出発が描かれた作品。
情に厚く、頭に血が上りやすい性質もあり、堅気として社会に馴染むのに苦労する三上。時代の変化で、今はヤクザとして食べていくのが厳しい現…
アポロシネマ公開初日に観に行った映画。
三上は職場の知的障がい者がいじめられているのを、なんとかかんとか素無視することで、じぶんの気性で事件を起こしてしまうのを、遮ろうとして、世間と社会とじぶんとの…
真っ直ぐな人間が真っ直ぐなまま生きられない社会の厳しさが強く印象的に残った。
ただし人の手を借り、逃げたことで主人公もその後の人生を手に入れているわけで、社会は一言では言い切れない複雑さがあるけれど…
刑務所から出所した元ヤクザ(?)でとにかく真っ直ぐな男三上が堅気で生きていこうとするお話。
『ヤクザと家族』同様、元ヤクザが社会復帰する厳しさを描いている。ただ、三上は人間性もあってか周りの人にす…
空が広い。
三上にとって檻の外の世界はすばらしき世界だったんだろうか。
それぞれの人がそれぞれに折り合いをつけて生きている。それが檻の外で普通に生きるということなんだろう。それに対して、以前の三…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会