人生の半分を刑務所で過ごした人間とは思えないほど優しい心を持った男だった
最後にすばらしき世界を味わって旅だったのなら、ちょっとは報われるんじゃないかな
周りの人間たちがいい人すぎた
人は会うべき時…
介護施設にいた人達に激昂した。が、社会に順応することが彼らのような人間に耐えて、受け入れようとする事と等しいのならば、怒る矛先をどこに向ければいいのか。
正しいことを言う人が強くなり、誰も逆らえな…
三上のように自分の気持ちに正直な生き方をすると必然的に苦しい人生になってしまう世の中だと思う。大多数の人間はある程度折り合いをつけて生きるが、それが三上にはできないから社会に適応できなかったのだろう…
>>続きを読む役所広司って、
なんでたまにかわいいのだろう
刑務所から出所した三上は、
見た目は強面だが優しく真っ直ぐな男。
彼は人生の大半を刑務所で暮らす元殺人犯。
社会復帰しようと悪戦苦闘する三上に、
テレ…
役所広司を初めとした演者陣の圧倒的な演技力
キムラ緑子演じる極道の妻のセリフがよかった
身元引受人の先生/生活保護の役人/スーパーの店長といった周囲の人々の優しさ、これまでの突発的な怒りを抑えて新し…
ストーリーが進むに連れて主人公の過去が暴かれるというサスペンスでは無く刑務所から出るところから始まり殺人も犯していた事に冒頭から触れて淡々と物語は進んでいく。
優しさと凶暴な側面を持った主人公、感情…
三上があまりにも感情を抑えられないのは気になったが、これがリアルだった。真っ直ぐな性格だからこそ、チンピラに捕まってるサラリーマンを見逃せないし、介護施設で虐められている人を助けられなかったときは、…
>>続きを読むなんとも辛くなる映画...三上のナチュラル社不っぷりに、一度なされた教育(育ちの環境)は塗り替えられないんだなと悲しい気持ちになる。そしてそんな三上が延命をあきらめるほど、カタギの生き方は辛いのかと…
>>続きを読む誰かの言葉で、努力の方向を間違えた人はその努力しかしてきてないからそれがたとえ間違いだとしても、それが正義だと思って生きてきているので自分じゃどうにも出来ないって話を思い出した。
反社で暴力的だった…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会