このレビューはネタバレを含みます
自宅に帰る途中、殺されてしまった息子武志の恨みを晴らすため、同じように理不尽に殺されてしまった被害者のお宅を訪ね回る父川瀬周三。一時は寝込んでいた父が執念で頑張る姿がとてもせつなかった。それを支えた…
>>続きを読む『復讐するは我にあり』や『ザ・ワールド・イズ・マイン』を"楽しんだ"我々に対する罰。
殺人シーンをスリリングに描き、観客を楽しませながらも、被害者には残された遺族がいるのだという現実を突きつけてくる…
若山富三郎が階段を踏み外して落ちるシーン、高峰秀子が溜まっていた悲しさと悔しさを爆発させて号泣するシーン。この2場面だけでもこの作品は映画史に燦然と輝く。出演者達の圧倒的演技に途中から震えながら見て…
>>続きを読むゴリゴリの70年代社会派作品で、同時期の新藤兼人監督作品と雰囲気の通ずるものがある。やられ損の社会の形が当時と現在で是正されるどころか拡大されてる昨今。ほぼ日本人だけの時代でさえ国家のこの体たらくで…
>>続きを読む演出は平板だし娯楽性は皆無
おまけにシナリオは説明過多
だからこそ際立つ不条理と残酷さ
説明的ではあるんだけど
余計なことをしてないから全く気にならなかった
ラストのストップモーションなんか特に見…
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開始から15分で大号泣よ。
生まれてからの映像たまらんやん。。。
あんなに頑固親父的な人が寝込んでるとか見てられないなー
近藤さんが来た時の背中
『誰でも良かったはいつの時代にもあったんだな…
【1979年キネマ旬報日本映画ベストテン 第5位】
1978年に『中央公論』で連載された長編ノンフィクション「衝動殺人」を映画化した作品。主演の若山富三郎はこの年の男優賞を総ナメにした。また、この作…