セオリー・オブ・アチーヴメントの作品情報・感想・評価

セオリー・オブ・アチーヴメント1991年製作の映画)

Theory of Achievement

上映日:2019年12月06日

製作国:

上映時間:18分

「セオリー・オブ・アチーヴメント」に投稿された感想・評価

当時のハートリーの仲間たちが多数主演している。
ゴダール風の人物は、ニック・ゴメス。
集中してなかったのか、なぜか記憶に薄くて残念。
家賃のために働く。
青臭い主張、閉塞・停滞感、微妙に噛み合わない詩的な台詞、歌と踊り(とドタバタ)など、ハートリー初心者のぼくは、こういうのがハートリーらしさなのかなと勝手に思った。
ひとりぼっちではない、才能のない僕たち多数。

〜〜〜

吉祥寺アップリンクのハートリー特集にて。

これまた皮肉なタイトル。
『成功の理論』
決して成功することないだろう若者たちがお互いを身を寄せ会う。
怒涛の哲学的ハイコンテクスト科白の乱れ打ちの中で、
「何も伝わらないの何も言っていないのと同じ」
「食べる為に職が必要」
いやに現実的な言葉が反響する。

こうした儚い(そして日の目を見ることのない)頭でっかちたちに対する厳しい自意識と捨てきれない優しさがあいまじって、透き通った濃い青色のような映画になる。

でないと、滑稽だけど愛らしいロトを当てたい歌なんか思いつかないし、
ダメダメだけど美しい職なしキスなんか描けないよな。

〜〜〜

でも、
本当はその間が大切だと思う。

概念と思想をまくし立てて哲学的形而上学的になり過ぎずに。

かといって、そういう難しいことなんてわかりません飲み会楽しい仕事辛いになり過ぎずに。

両方と同じくらい向き合えって闘って、
次の階層へ。
櫻

櫻の感想・評価

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場所や財産が何かを生むのではなくて、言葉が人が芸術をつくる。自らの理想はきっと自分ひとりだけがわかるから成り立っていて、言葉で語ろうとも放たれていって誰にもぶつからない。そこに挟みこまれる愛とか、唇の温度ではかろうとする愛とかもそう。会話は会話風のまま流れていくみたいに、いつまでも掴めないまま。
Mypage

Mypageの感想・評価

3.8
ここまでふざけないとここまで普遍的なことはできない。
この温度。
まともにやってられない。
スタイル。
まあとにかく映像でしか撮れない語り方。

「大卒、中流階級、スキルなし、白人、飲んだくれ」
こんな台詞こんなふうにいわせられるのがハートリーだわ。
ハルハートリーが凝縮されてました。若者、中流階級、大卒、白人、技能なし、無一文、飲んだくれ。最高でした。『アンビリーバル・トゥルース』のラストを思わせる部屋のドアの感じとか、反復とか。
おみ

おみの感想・評価

4.0
エリナの魅力全開、完璧、ロトの歌もあのキスシーンもビンタも好き。
ハートリー短編の方が濃縮還元感があって良きかな。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.0
俺らのエリナことエリナ・レーヴェンソンのデビュー作。もうね、のっけからエンドロールまでツルッツルなんですよ奥さん…なんなんだそのアヒル口は…頼むからやめてくれ…いや、やめないでくれ…。金は無くとも俺達芸術家宣言、内輪ノリでもそこはハートリー。
梨都子

梨都子の感想・評価

3.6
この短時間でうっとりする

エリナが本当にかわいくって美しいな
なりたくてもなれない
メンズ、ミント色のシャツが作りたくなった
ハルハートリーに出てくる衣装はほんとにセンスがある 
3104

3104の感想・評価

4.0
young,middle class,college educated,unskilled,broke.

ブルックリンの一角で繰り広げられる他愛ない群像劇。筋らしい筋はないが全18分のどこを切ってもハル・ハートリー。愛らしく愛おしい。
エリナ“パッツン”レーヴェンソンがハートリー作品に初登場。
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