主人公がアウトローな刑事というだけで、犯人を追うのはいたちごっこだし、犯人も印象的ではあるけど犯行に一捻りがあるかといわれるとそうでもない。ただ、一癖があるだけで映画としては充分だと思えるような作品…
>>続きを読む今や当たり前のはみ出し者だけど熱い信念持った刑事作品の原点みたいな映画。
踊るがオマージュしてたりするのも窺える。
余計な人間模様みたいなのは必要最低限に抑え、主役2人に完全にスポットを当ててるの…
クリントイーストウッド最後の作品かと言われる作品を観たのでその原点も見ておこうとこれを選んだ。
54年前の制作なので彼はまだ三十代…もちろん若い。はみ出しアウトロー刑事の原型みたいなモノを作った。
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一切のムダや余韻、余計な伏線がない、なんとも骨太な刑事モノ。
ハリーのニヒルさやセリフ回しは格好いいのは当然として、何よりもスコルピオの異常性がこの作品を傑作に押し上げていると思う。
最後のスクー…
犯人はコソであるが、憎さ百倍のスコルピオ。なさけないヤツだけど、やってる事は草。闘うクールなガンマンはイーストウッド。彼がわざわざ出なくても良いような悪漢。ニューシネマの雰囲気も満載で、砂を噛むよう…
>>続きを読むクローズアップやズーム、様々な画角を巧みに使いこなした映像のリズムが非常に気持ち良い。まさに理想的なカット割り。それに加え、小気味良いバンド風の劇伴がまた、良い味を出している。
何歳でも変わらぬク…
犯人に対して問答無用に拳銃をぶっ放すダーティー・ハリー。
その結果、相手を追い詰め銃口を向けた時のセリフ
"考えているな、弾が残っているかどうか"
クライムアクションの見本のような映画だった。。
この映画はダーティーハリーをかっこよく描きたいというのがまずあると思うんだけど、本編通して見ても彼がかっこいいかは判断できないなと思った。犯人の動機も理解しないで殺すって、それは被害者のためじゃなく…
>>続きを読む全然面白くなかった。
クリント・イーストウッドはダーティハリー
と聞き、彼を知りたいと思って観たのだが。
全く深みがない。
犯人が犯行を繰り返す理由が"異常者"しか語られておらず、なぜそうなってし…