観たいと思ってた黒澤明の遺稿の映画化、今回アマプラ見放題終了(と言っても復活するケースが多いけれど)を機にようやく鑑賞。
山本周五郎の原作は知らないのであくまで1本の映画としての感想になってしまう…
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三沢伊兵衛は剣の達人だが、諍いを好まず、仲良くして助け合う、そのような生き方をしている。また、自分に合わない役人の仕事には見切りを付けるが、剣術指南番としても身を落ち着けることが出来ず悩んでいる。彼…
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武士が主人公だから、勝ち負けみたいなところが話の筋なのかな…なんて勝手に思い込んでしまっていたけれど、どの時代にも必要なことを説いている作品だった。
物腰柔らかだけれど、自分の持つ正しさは曲げられ…
この作品に令和の時代に巡り会えたことが奇跡。一人の武士の生きる道がかっこいい。彼に寄り添う女性(おたよさん)もやさしくかっこいい。
〜大切なのは、何をしたかではなく何のためにしたのか
身分や肩書き…