臨月の女性が仕事と住む場所を探しパン屋を営む女性と出会ったことから物語が始まる『モロッコ、彼女たちの朝』めちゃくちゃ良かったな…
日本初上映のモロッコ映画らしく公開当時から気になってたけど、宗教的な…
モロッコ旅行の前にいろいろ観ておこうと手始めに鑑賞。思った以上に重めのテーマ。
今の日本人の感覚からだとシングルマザーや女性に対する考え方が保守的には思えるけど、丸々全部がそうというわけでもなさそう…
「ADAM(原題)」
邦題は「モロッコ、彼女たちの朝」
舞台はアフリカモロッコのカサブランカ。
臨月であてもなく路上で眠るサミアを自宅に招き入れたパン屋の寡婦アブラ。彼女は小学生の一人娘のワルダを…
ムスンメン、ルジザ、ガゼルホーン…世の中にはまだまだ知らない食べ物がたくさんあるなあ〜。知らない風習、知らない文化がたくさんある。
でもその中でひとつだけ、女が子どもを産む、女だけが子どもを産めるっ…
説明が多くないので自分で異文化の背景を読み取りつつ見るため、自宅で見ても集中してみる感じ。
その結果かなりよかった。
アブラの厳しい目と対象にサミアの人間味のある表情。
人間関係が交わることで変化…
作業用として鑑賞するつもりが最後まで夢中になって観てた。
鮮やかなモロッコの風景、女性が生きていく難しさ、登場人物の温かさ。
終わり方がさっぱりしていて好き。
より過ごしやすい世界になって欲しいと祈…
モロッコを旅したことがあるのですが、文化や慣習については全くわかってなかったのだなと痛感させられた。未婚の母にはあんな目が向けられるのか。
中絶については宗教や国によって考えが異なることがあるのは…
ムスンメンもルジザもとっても美味しそう
。これらモロッコ特有のパンも物語のフックにはなるけどあくまでもフックどまり。
この映画、いわゆるモロッコいいとこ一度はおいでよ的な煽りは皆無で音楽も少なく…
©︎ Ali n' Productions – Les Films du Nouveau Monde – Artémis Productions