このレビューはネタバレを含みます
アンソニーの視点で観る出来事は、断片的で、辻褄が合わないことばかりで、観ているうちに不安になった。起きている出来事がおかしいのか、それとも自分自身が変なのか、何を信じれば良いか分からなくなってしまう…
>>続きを読むロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。
そんな折、アンソニーはアンから、新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。
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何も調べずに観たけれど、凄い作品。
認知症の主人公と同じ体験をするのだけど、辻褄が合わず居たはずの人も居なくなり終始不安。ありそうでなかった映像体験であり、観てよかった。
"全ての葉を失っていくよう…
認知症を疑似体験している感覚だった。
自分の祖母も認知症で、辛さみたいなことは正直全然理解できてなかった。
でもこんなにも場面と人物が移り変わって、元の生活には関係の無かった人までもが入り込んで…
このレビューはネタバレを含みます
認知症のどうにもならない難しさで苦しくなった。
さっきまで目の前にいた人が全くの別人になっていたり、突然時間が飛んだり…
認知症の人たちがどういう景色を見ているのかが分かりやすく表現されてる。
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自分自身と重ね合わせることが出来る、出来てしまう題材で、ここまで凄惨な映画を作るのは最早悪意すら感じる。
凄まじいという表現をするしかなく、生涯忘れられない映画になると思う。
視聴後にこれ以上に最…
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