圧倒的な不穏感と閉塞感・老母エドナの認知症ともつかない不気味な佇まいが、B級ホラーにありがちなビックリ系手法に頼らない重苦しい恐怖を丁寧に積み上げており中々に怖い。
全ての怪異事象に説明描写が一切無…
認知症ホラー。
認知症なのかゴーストなのか、
恐怖の正体はわからぬまま進む。
前半暗くて静かすぎて眠くなった…
が、後半激しくなる。
観賞後は悲しく重いテーマが胸に刺さり、
深く考えさせられる…
【分からないという怖さ】
先般、YouTubeで、とある女性タレントの実体験の怖い話を聴いた。
無茶苦茶怖くて、それで、色んな人にシェアして憑き物を落とそうと、そのストーリーをLINEに急ぎ書き…
(祖)母の失踪から始まる家族ホラーで、『ファーザー』の客観視点ホラー版として素晴らしい一本でした。
クローネンバーグ的老化による人格・肉体変容の恐怖 × お屋敷ゴシックホラー × 清水崇監督的J…
独居お婆さんが起こす不審な行動。認知症なのか、果たしてオバケに取り憑かれているのか?で1時間強も引っ張る。不穏な雰囲気は良いですが、画的なインパクトに乏しく、ちょっと退屈でした。
介護におけるジェ…
一言:認知症カルト
感想:私は自分に子供がいなかったら親を助けるだろうけど子供がいたら子供の安全を優先すると思う。祖母と祖母の姉妹達も若干本当に軽いものだけど認知症気味になって亡くなっていっていて…
一人暮らしをしていたおばあちゃんが行方不明になったからって、
娘と孫がお家に行ったら何もなかったように祖母はリターン。
ただ認知症は進んで被害妄想爆発。
でも、おばあの家で過去に事件があったのがミソ…
迫り来る家!壁!ババア!
終始不穏な雰囲気を醸し出す撮影で期待は持たせるものの、編集のテンポの良さが逆に終盤の恐怖感を削いでいく。
ホラー映画としての恐ろしさはあるが想像の範疇を超えることは起こらず…
映画祭で見逃したやつだった。
(日本版ポスター大胆に削ったね?)
登場人物ほぼ3人。ネオン・デーモン以来のベラ・ヒースコートが観られたのも嬉しい。
認知症で変わってしまった老いた母とその母を訪れ…
小規模の地味な作りではあるが、大胆とも言える絶妙な語り口のバランスには才気がみなぎっている。一切の理由付けと説明が排除されている非常にすぐれた決断。寓意性のある話なのでこれでいい、充分に“映画”とし…
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