このレビューはネタバレを含みます
一体、人が誠実に人生を持て life に関わることを語る声を、真面目に聞かない者などいない。小森はるか。息をするように撮る。あるいは濱口のワークショップも演技とは言え、やはり誠実に語る声ではあるはず…
>>続きを読む過去にあった出来事とか人々とかの記憶が失われないように、ため込んでいくこと(≒過去の即自的保存??)は、それ自体として重要なものとしてみなすような考え方が、つまり、その記憶が未来の人々に参照されさら…
>>続きを読む(随分前に観たので記憶が定かでなく、作中で説明されているのかもしれないが…)
東北は日本の民話の原点であることを授業で知った。それらの民話は口伝であり、この作品の主となる行為である。
震災で破壊され…
東日本大震災。被災地にいて助かった人、被災しなかった人がそこにいない人たちへの思いを共有する。いまでは笑顔で話す家族たちがどんな思いでいるのか、被災した土地の上に新たな町が築かれていく意味とは…。
…
ドキュメンタリーパートの対話と、フィクションパートの朗読の結びつきがよく分からなかったですが、その辺の人がひたすらその辺の人だったのがよかったです。被災者というかなり度がキツくなりがちな色眼鏡がいい…
>>続きを読む数年前に見た時はもっと陸前高田の住民との時間が長く重い気がしたが、今見るとすごい短く、ワークショップ参加者たちのパートの方がずっしり感じた。
ある出来事に対する当事者の語りと、その話を聞いて伝える…
東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田に4人の若者が訪れて現地の声に耳を傾ける。その後、その4人が集まりそれぞれ聞いたことを共有、また別軸で被災地をよく知る作家の瀬尾さんが描く物語『二重のまち』を…
>>続きを読む(C) KOMORI Haruka + SEO Natsumi