二重のまち/交代地のうたを編むの作品情報・感想・評価

二重のまち/交代地のうたを編む2019年製作の映画)

上映日:2021年02月27日

製作国:

上映時間:75分

3.9

あらすじ

『二重のまち/交代地のうたを編む』に投稿された感想・評価

第18回文化庁映画週間 令和3年度 文化庁映画賞受賞記念上映会 にて鑑賞。

岩手県陸前高田市で行われたワークショップに参加した若者4人を通じて、伝承する意義を考える。

最大で12.3mも嵩上げさ…

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震災を語り継ぐことは必要なのに、そもそも、人が何かを語ること、そして別の誰かが語ることの難しさを痛感させられた。
しかし、正確に語ることや、名文で語るよりも、人の話を丁寧に聞き、語りに対して真剣な姿…

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記録忘れてた
sss
4.6

体験した者、体験していない者の距離感として、すごく適切な見せ方だと思う。

体験した者は、なぜ私たちだったのか。
体験していない者は、なぜ私たちじゃなかったのか、と問い続ける。
その苦悩がしっかりと…

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えり
3.7
このレビューはネタバレを含みます
どう見るのか、何かを語るとき、自分の視点はどこなのか。伝える時、伝わった時、それらは思いのまま伝わっているのか。語り直すことの意味とは
3.1

一体、人が誠実に人生を持て life に関わることを語る声を、真面目に聞かない者などいない。小森はるか。息をするように撮る。あるいは濱口のワークショップも演技とは言え、やはり誠実に語る声ではあるはず…

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4.0
語れなさこそが語るもの

もっかい見たいな
龍
5.0

2025.01.20
2025.01.25
2025.03.17

ただ、名前、年齢、出身のみでしか示されない四人の若者が被災者(というより当事者という言葉がふさわしい)と過ごす二週間を経て『二重の…

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yuuuk
3.0
震災が起きた町の現在の姿を映しているだけで既に二重の要素を持っている。来訪者による伝聞という要素も、過去との重ね合わせだ。そう考えると未来を想定した朗読は蛇足ではないか。

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