本日公開の『二重のまち/交代地のうたを編む』についてQJWebという媒体でレビューを書いています。
“東日本大震災から10年。非当事者の関わり方を映画『二重のまち/交代地のうたを編む』から考え直す…
震災を語り継ぐことは必要なのに、そもそも、人が何かを語ること、そして別の誰かが語ることの難しさを痛感させられた。
しかし、正確に語ることや、名文で語るよりも、人の話を丁寧に聞き、語りに対して真剣な姿…
体験した者、体験していない者の距離感として、すごく適切な見せ方だと思う。
体験した者は、なぜ私たちだったのか。
体験していない者は、なぜ私たちじゃなかったのか、と問い続ける。
その苦悩がしっかりと…
一体、人が誠実に人生を持て life に関わることを語る声を、真面目に聞かない者などいない。小森はるか。息をするように撮る。あるいは濱口のワークショップも演技とは言え、やはり誠実に語る声ではあるはず…
>>続きを読む2025.01.20
2025.01.25
2025.03.17
ただ、名前、年齢、出身のみでしか示されない四人の若者が被災者(というより当事者という言葉がふさわしい)と過ごす二週間を経て『二重の…
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