神作!
ぞわぞわしたよ、このテーマと予想もつかない展開に。
死刑制度を扱った本作だが、スポットライトが当たるのは、死刑を「執行する側」の者たち。
同じ死刑制度がある国として、これは観るべき作品…
4つのエピソードで構成されるイランの死刑制度に纏わるオムニバス形式のヒューマン・ドラマ。
特筆すべきは執行する側の物語であり、それを担うのはある意味、イラン国民自身であるということ。
仕事として対価…
【TIFF2020】「悪は存在せず」死刑制度がある限り、心休まらない人は無くならない。死刑制度について考えてしまいました。悪い奴は死刑にしてもいいって思っていたのですが、死刑を執行する人がいる事を忘…
>>続きを読む東京国際映画祭
ワールドフォーカス
『悪は存在せず』
タイトルの意味がわかった時、鳥肌が立ちました。
イランの死刑制度について扱った本作。4章に分かれたオムニバス形式で、すべて死刑執行人を主軸に…
【鑑賞メモ】
無感情に照らされる廊下。
顔に乗せたザクロの実。
雨に揺れる水面。
荒涼とした丘陵。
四つの短編が、一貫したテーマに沿って紡がれる構成。
個人的には1幕目と3幕目が特に印象に残った。…
長く感じたけどおもろかったわ
過去作の、登場するキャラがそれぞれ社会の一部を象徴し、彼らが一定のコミュニティに集まることで社会を風刺するという体裁が、今作ではアンソロジーという形で各主人公がその役…
【死刑問題をギミックに押し込めて良いのか問題】
一時期、配給が決まっていると囁かれていたが全く公開されぬまま数年が経ったモハマド・ラスロフ『悪は存在せず』をようやく観た。ラスロフは『Manuscri…
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