一難去ってまた一難で、固唾をのむ展開が続き主人公と気持ちがシンクロしていった。
嘘のペルシャ語を教える相手が生真面目で勤勉なことを印象付けるシーンがあり、嘘の整合性があってるかどうか見てるこちらもハ…
大尉の表情、圧力、存在感がスゴイ。
あのキレ具合。
…かと思ったら、
信頼しきったかのような微笑み。
あの微笑みが、優しさが、
主人公には かえってプレッシャーになる。
ブチ切れるシーンより、
…
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公開時からかなり気になっていた作品だけど近くの劇場での上映がなかった為、年が明けての観賞。
ホロコーストや戦争の悲惨さを描くだけにとどまらず、驚かされるストーリー展開が秀逸。どこまでが実話でどの程度…
遥か昔、予備校で「人間、死ぬ気になれば◯◯大合格も現実だ!」と檄を飛ばされても、「E判定じゃ全く現実味がありませ〜ん」とチクワ耳を決め込んでいたけど…。
お互いがペルシャ語の単語一つ知らない状況で始…
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この間予告みておもしろそうだったので
さっそくお気に入り映画館へ。
結構前に上映されてたみたいだけど
謎に今また一部で上映
めっちゃよかった✨
自分の命を守るために
偽のペルシャ人になりすますって…
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初めは、いつバレてしまうのか記憶力が保つのかヒヤヒヤして観ていたが、途中で収容者の名前から言葉を作るようになってから、彼の記憶が殺された名もなき多くの人々がそこにいた証拠になっていく展開がすごかった…
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第二次大戦中、ユダヤ人の主人公がペルシャ人と偽りナチスによる死を逃れる。
戦後にテヘランでレストランを開くためにペルシャ語を学びたいナチスのコッホ大尉。ペルシャ人を見つけたら褒美をやると言われてい…
殺されることを逃れるためについた嘘が織り成した、奇妙な絆と稀有な運命の行く末を描いた物語。まるでコメディのような設定は、けれどひとかけらの笑いを誘うこともなく、比喩でもない死と隣り合わせの日々を切迫…
>>続きを読むHYPE FILM, LM MEDIA, ONE TWO FILMS, 2020 ©