海を待ちながらの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『海を待ちながら』に投稿された感想・評価

[] 60点

バフティヤル・フドイナザーロフ長編六作目。1940年代に綿花栽培のために始まったアムダリヤ川とシルダリヤ川の灌漑事業によって、アラル海は急速に面積を縮小していき、半世紀で1/10ほど…

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瀧
3.5
ファーストカットと船を動かすとこすき
とてつもない運動量に比して全然前に行かない船。

旧ソ連時代の失策によって大部分が失われてしまったアラル海。
負の遺産であるのは間違いないけど、砂と塩が織りなす景色は哀しくも美しかった。

海があった頃はこんなに魚が取れてね、みたいなシーンを見て…

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3.8

半世紀で海の殆どが干上がって砂漠化したアラル海。以前ウズベキスタンの若い女性とアラル海について話す機会があり、その人はいまのアラル海をある種の映えスポットとして語っていて、毎年その砂漠エリアで音楽祭…

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過去鑑賞作品
Rin
-

(別媒体から感想を転記)

2023/06/04
ユーロスペースの特集「再発見!フドイナザーロフ ゆかいで切ない夢の旅」を観始める。かつて自分が操縦する船が海難事故に遭い妻と仲間を亡くした男が、アラ…

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なんか、そこまでハマらなかったなぁ…。そのうちもう一回観よう。
バフティヤル・フドイナザーロフ Blu-ray BOX
3.8

神話と通底しているんだろうが、それとは無関係に砂丘を数メートルずつ進んでいく船のシュールな構図が好きだった。相変わらず群衆は暴力を振るうために存在してるんだけど、結局はもう会えないと分かっていても諦…

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