十三人の作品情報・感想・評価

『十三人』に投稿された感想・評価

出来事としてはすごいシーンがいくつかあるのだが、見せ場として弱い。
tk33220

tk33220の感想・評価

3.5
冒頭から役者の頭が切れてもお構いなしに地平線を画面のかなり上部に設定しているのが面白い。一番初めに水をもらいにやって来る敵の顔に当てられる照明が違っていたり、迫力の銃撃戦以外も細かいところで楽しめる。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5

友軍が銃弾に倒れればその銃を拾ってでも戦闘を続け決して降伏はせず最後の瞬間まで勝利を信じ闘い続ける、なんてボリシェヴィキのイズムが色濃く出たプロパガンダ映画の側面はあるのだろうが猛烈にシンプルで面白…

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序盤は壮健だった砂漠の小部隊が200人の敵部隊と相見え、一人また一人と斃れていく戦争映画。これが意外な拾いもの。すごい現代的に派手な見せ場や各々のキャラ描写が多くあるというわけではないのにとにかくひ…

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眠かったので戦闘シーンのほとんどを見逃してしまった。気づいたら全然十三人じゃなくなっていた。台詞だけで死ぬ地質学者かわいそう。
okawara

okawaraの感想・評価

3.2

フォード以上に地平線の原則を徹底しているのが可笑しいが、「見えない敵」の代わりに自然の脅威を前景においたことが、その構図に必然性をもたらしていたようには思う。
司令官の妻による手榴弾の投擲とそれに続…

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ニシ

ニシの感想・評価

4.6

最初、水を求める男たちに対して帰還を求める女に大いなる革命の期待を抱いたが、後半単なる共産主義讃歌になってしまい残念。ただ、旦那が撃たれてそこにカミさんが駆け寄り手榴弾を画面奥へと投げ抱擁し接吻する…

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さすがに話が単純すぎと思ってしまった。援軍が来るまで防衛戦映画で言ったらドン・シーゲルの『突撃隊』の方が好きだった。砂漠の井戸が枯れかかって7分半で水が1杯溜まるのをみんなで待ってる時間の感じは良か…

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アノ

アノの感想・評価

3.5
あらゆる砂漠映画の中でもここまで画面を砂漠が占めているものってないんじゃないか。『肉弾鬼中隊』より面白ーい。
残存戦力が半分以下になっても高圧的な交渉を続けるくだりに胸がすく。
ゑぎ

ゑぎの感想・評価

4.0

 当時のソ連最高指導者スターリンが、フォードの『肉弾鬼中隊』(1934年)を見て感激し、ロンムにリメイクを命じて出来た映画という逸話が伝わる作品だ。確かに砂漠を舞台にして、見えざる敵との戦いを描いて…

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