友軍が銃弾に倒れればその銃を拾ってでも戦闘を続け決して降伏はせず最後の瞬間まで勝利を信じ闘い続ける、なんてボリシェヴィキのイズムが色濃く出たプロパガンダ映画の側面はあるのだろうが猛烈にシンプルで面白…
>>続きを読む序盤は壮健だった砂漠の小部隊が200人の敵部隊と相見え、一人また一人と斃れていく戦争映画。これが意外な拾いもの。すごい現代的に派手な見せ場や各々のキャラ描写が多くあるというわけではないのにとにかくひ…
>>続きを読むフォード以上に地平線の原則を徹底しているのが可笑しいが、「見えない敵」の代わりに自然の脅威を前景においたことが、その構図に必然性をもたらしていたようには思う。
司令官の妻による手榴弾の投擲とそれに続…
最初、水を求める男たちに対して帰還を求める女に大いなる革命の期待を抱いたが、後半共産主義を念頭に置いた図式的なものが先行してしまっているやるせなさを抱く。ただ、旦那が撃たれてそこにカミさんが駆け寄り…
>>続きを読むさすがに話が単純すぎと思ってしまった。援軍が来るまで防衛戦映画で言ったらドン・シーゲルの『突撃隊』の方が好きだった。砂漠の井戸が枯れかかって7分半で水が1杯溜まるのをみんなで待ってる時間の感じは良か…
>>続きを読む