女性記者が警察に操られ、心ならずも捏造スクープを書いてしまい、無実の人間が追い込まれる――。
タイトルは『悪意の不在』ではなく『倫理の欠如』とすべきでは。
『ノーマ・レイ』や『プレイス・イン・ザ・…
事実や状況証拠だけで真実ではない事への悪魔の証明的作品。
題材自体地味でそれぞれの思惑の感情の移り変わりの表現が難しい構成なのに、丁寧につくられた骨太作品。
公権力からの言論封殺目線の作品は数あれ…
このレビューはネタバレを含みます
YouTubeで映画を無料で鑑賞できるなんていい時代になりました😊
ちょっと古めの作品ですが、シドニー・ポラック監督、ポール・ニューマン主演ということでチェック🎬
登場人物が多く、誰が…
【報道の自由は誰かを殺すこともできる】
僕はここ最近に『明日に向かって撃て!』を見てポール・ニューマンの演技を見て気になった状態で、個人的に注目しているソニー・ピクチャーズチャンネルで本作を無料配…
FBIが追っている難事件。
事件の関係者と思われるマイケルに目をつけたFBIは、マスコミを使い情報操作を行い、女性の新聞記者がマイケルを容疑者として記事を書いてしまう。
捏造に違いはないのだが、そ…
ポール・ニューマン主演、サリー・フィールドやメリンダ・ディロン出演、監督がシドニー・ポラックという80年代の映画が好きな人には申し分ない布陣だが
ポール・ニューマンは当時56歳ながら均整の取れたス…
このレビューはネタバレを含みます
81年米、Sポラック監督Pニューマン、Sフィールド。中学の時の第一期俺映画ブームが始まって当時ビデオも無いし金も全然無かったのでスクリーン(映画雑誌)で厳選して3か月に一本くらい頑張って名画座(シネ…
>>続きを読むマスコミによる報道被害をテーマにした作品。情報提供者の知られたくないプライバシーを晒したことでその人が自殺するなど考えさせられるシーンもあるが、前提としてきちんとした裏付けもせず半ば思い込みで突っ走…
>>続きを読む1981年にアメリカでつくられたシドニー・ポラック監督作品。事件の解決を焦ったFBIの失態を暴くべく女性新聞記者が事件の真相を探るも……。報道が人を傷つけるという社会派サスペンス。
好きな映画は「…
キャプラの「群衆」や黒澤の「醜聞」の昔から、こういったジャーナリズムの暴走を描いた作品が多いのは、マスコミ(メディア)が、悪意のあるなしに関わらず、無辜の人を傷つける事例が絶えないせいなのだろうか。…
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