「貴族社会」に囚われる華子と「地方」から抜け出したい美紀のシスターフットもの。
色んな構造的な「格差」や「偏見」にとらわれずに生きていくようになる過程で、女性同士の連帯が描かれていたり、不必要な男…
シネリーブル池袋にて鑑賞。
2021年新作劇場鑑賞12作目。
客席は2割くらい。
テーマ「幸せとは?」
[全体として]
東京という街の金持ち(門脇麦)と庶民(水原希子)という異なる階層の二人の主人…
「これから何か起こりそうやな…!!」という予感が漂いつづけた 120 分であった。エンドロールが流れ始めたときに「えっ?」ってリアルに声出ましたもん。
まず、華子と幸一郎の離婚にいたる流れが意…
それぞれ相応しい住む世界(階級)があって趣深かった。
"結婚しなくても幸せになれるこの時代に私は結婚したいのです"という某結婚雑誌のコピーがあるけど、そんな相手を今世で見つけられたのならもちろん素晴…
貧乏に生まれてもお金持ちに生まれても人それぞれの地獄がある
華子みたいに世界を広げるきっかけがなくて色んな世界があることを認識できずガチガチな固定観念で育ってしまうのが一番不幸な気がする。自分的には…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会