良い映画だった。小説も読みたい。
榛原華子(門脇麦)は松濤に実家がある良家の女性で、個人的にその階層のことはよくわからないにしても、悩みは同級生が結婚・出産していく中で自分も遅れないようにすること…
「貴族社会」に囚われる華子と「地方」から抜け出したい美紀のシスターフットもの。
色んな構造的な「格差」や「偏見」にとらわれずに生きていくようになる過程で、女性同士の連帯が描かれていたり、不必要な男…
昨日のTBSラジオアフターシックスジャンクションの映画コーナーで取り上げていました。リスナーからの感想は多めで概ね肯定的今回は予告を視て観賞候補でスコアも高評価。番組で取り上げたのは観賞後に知りまし…
>>続きを読むシネリーブル池袋にて鑑賞。
2021年新作劇場鑑賞12作目。
客席は2割くらい。
テーマ「幸せとは?」
[全体として]
東京という街の金持ち(門脇麦)と庶民(水原希子)という異なる階層の二人の主人…
それぞれ相応しい住む世界(階級)があって趣深かった。
"結婚しなくても幸せになれるこの時代に私は結婚したいのです"という某結婚雑誌のコピーがあるけど、そんな相手を今世で見つけられたのならもちろん素晴…
お嬢様育ちの華子、結婚が当たり前と本人も回りも思っている。
東京の有名大学に入って家の事情で中退した美紀、男に頼らない生き方を求めている。
東京はこんな感じなんだ、、と、改めて面白かった。
回りに…
貧乏に生まれてもお金持ちに生まれても人それぞれの地獄がある
華子みたいに世界を広げるきっかけがなくて色んな世界があることを認識できずガチガチな固定観念で育ってしまうのが一番不幸な気がする。自分的には…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会