えっこれで終わりなの?と言う感じだったけど、不思議と満足感があった。
美紀がとてもカッコイイ。華子が今後うまくやっていけるのか心配。うまくいって欲しい。幸一郎の今後も心配。上手くはやるだろうけど、幸…
面白かった。
この映画の凄さは、“物語”というより“社会の断面そのもの”を見せてくるところ。誇張でも批判でもなく、ただそこにある現実を丁寧に描く——その誠実さが胸に刺さる。
まず主人公・華子のハコ…
「東京には階級がある」「違う階級の人とは出会わないようになってる」
→分かる。そしてそれがとても好きなところ。
そこそこの私立高校出身なので大学に行って地方の人と出会って、ちょっとびっくりした記憶…
すごい!と思うけど、別になりたいとは言わないし、がんばってるって思うけど、助けたいとは言わない。
わかりあうんじゃなくて、わかりあえないまま共鳴してた。
人って対等になれなくても関係は成立するもんだ…
上には上がいるんだ。
お茶に5000円は払いたくないな。
階級社会て、日本にも実は存在していて、あちら側とこちら側が交わらないように棲み分けされてるてワロタ。
松濤て関西で言ったら六麓荘的な感じかな…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会