貧乏に生まれてもお金持ちに生まれても人それぞれの地獄がある
華子みたいに世界を広げるきっかけがなくて色んな世界があることを認識できずガチガチな固定観念で育ってしまうのが一番不幸な気がする。自分的には…
昭和の古いお話かと思ったら
そんな事もなく
今だにこういった階級を意識した世界があるんだと…
全く生い立ちが異なる2人の女性が、たまたま同じ男性と
関わるという設定が物語上、上手く展開されていた。…
なんというか。
私は東京なんて絶対に行きたくないと頑なに思っていたし、今も東京に住んでいる事を受け入れられない。
酸っぱい葡萄なのかな?でも東京の養分なんかに死んでもなりたくない。トレンディドラ…
東京の人じゃないからなんかあんまり絶対に越えられない見えない壁?みたいなんをはっきり認識したことはなかったけど、この映画によって、より鮮明に認識できた。
どの階層の人だって最高な日もあれば泣きたくな…
女のドロドロ系なのかな?嫌な気持ちになったら嫌だなぁとなかなか鑑賞する踏ん切りがつかなかったけど、そんなことはなく、むしろ女の友情を感じる、爽やかで元気をもらえる映画だった。原作小説を読んだ気がする…
>>続きを読む©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会