このレビューはネタバレを含みます
『燃ゆる女の肖像』みたいなラストシーンだなと思って視返してみたら、『燃ゆる〜』の方が云百倍も凄まじくて、一瞬でも比較したりしてごめんねと思った
視線が絡み合うという安易な美しさを徹底的に排除して初…
ちょっと厳しめに評価した。
あまりプラス思考な作品ではないし、型にはまった窮屈な人たちが舞台を彷徨っていたと考える。
そして本作鑑賞後、色んな事象を雑感だが気づいた。
特にヒロイン・華子の姑・知子…
貴族たちの生活、会話見るたびに
ネタやん!ってつっこんだ私は
どんな庶民😀💓笑
水原希子はもっと嫌な役なんかと思ったら
思ってたんと違くておもんなかった…
自由と生きやすさを求めるってほん…
淡々とみれた
特にはっきりした転結の展開がなくて、これから何が起きるのかワクワクしながら見てたら終わった
もっと水原希子との絡みがあるのかと思った。
お互いそれぞれ同じ世界の友達と歩んでいくって…
あー
山内マリコさんの小説を
固体から液体にして
飲み干したみたいな気分で
あー
このお方の小説は
いつだって
闘って生きているのに
なんだか気品があってしなやかで
滑らかなスープみたいで
好きなん…
なんか、みんな違うんだなぁって。
悩みも楽しいことも不安に思うことも何もかも全部。
誰かにとって楽しいことが誰かの不安にもなるし、誰かの悩みが誰かにとっては幸せなことに思えたり。
無い物ねだりとは違…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会