この作品を観終えて人生は他人からの影響で左右されるのではなく、自分自身で決断し切り拓いていくものだというのを改めて気づかせてくれる映画だった。
門脇麦さんが演じた華子は、裕福な家庭に育ったいわゆる…
出演者みんな主役級の方ばかりなので、
情報過多で見入るのに時間がかかった
なにが起きるんだろうってずっと思いながら見てた
門脇さんの陰のある感じ、高良さんの遊んでる風な匂い、水原さんのパリピ感、…
入り込みすぎてしんどかった。
でも、賞に選ばれる理由は痛い程に解った。
・第一章
27歳の主人公が今後の生涯を共にする相手を探す物語、同年代ということもあり、慣れるまではかなり責め立てられている気…
映像や音楽、俳優の目配せ。演出の情報量で世界観が飽和状態。
自転車とタクシー。
フルトン傘と普通のビニ傘。
雨。
階級、差別、分断。どちらか一方を断罪するのではなく、それぞれの不自由さを認めた上での…
そろそろ上映終了するタイミングでギリギリ滑り込みで観れた。
東京と地方、東京内のヒエラルキー、慶應の内部と外部とか対比を用いて見えない分断を描いていた。
第1章とか第2章とか場面ごとに区切ってる…
原作未読。貴族、とは言うがそれほど楽でもなければ自由でもない。独立起業を果たした美紀(水原希子)が華子(門脇麦)に「うちの郷里と貴女の家がなんか似てる」と言っていて、それが端的だ。
端的といえば、美…
すすめている方がいたので見ました。120分超は長いのではと思いつつ、気が付けば最後まで話を追いかけていました。カット割りとか編集とかが上手いのかなと思います。どこかで見かけた「主演2人が入れ替わった…
>>続きを読むキャストのリアルなお芝居と、心象風景を映した東京の撮り方がすごく良かったです。
私も大学入学から東京にいた時のことを思い出しました。
どの階層にも、別の世界には分からない苦悩があるんだなと知りまし…
原作未読です。「いつでも別れられる自分でいたい」「地方も貴族も親の仕事をトレースしているだけ」「女の世界は階層で分かれていて、対立するように仕向けられている」など共感したり、いい得て妙だなという台詞…
>>続きを読む映像からセリフから登場人物の一挙手一投足から、閉塞感を感じさせるものの何故かさわやかな終わり方に感じた作品。
東京(しかも、渋谷の松濤)に住むお嬢様と地方出身で経済的事情で大学を中退した女の子が不…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会