このレビューはネタバレを含みます
イングランドによるアイルランド侵略、人間による自然破壊、男性性による女性(と男性)の抑圧などが重ねて描かれていて、ともすれば恐怖から敵意を向けてしまいがちな異なる他者に対して、想像力と勇気を持って共…
>>続きを読むオリジナル音声日本語字幕版で鑑賞。
親と子の確執、世界の常識を変える異端、森に住まう魔女とそこを切り開かんとする文明との対立構図。
例えばヒックとドラゴンであったり、もののけ姫であったり。既視感は…
版画と水彩、直線と曲線の対比によって、文明と自然の対立を感覚的に理解させる。要所要所で挿入される3D表現による匂いの視覚化や、コミックのようなフレーム表現など、アニメーションとして豊か。内容は先人た…
>>続きを読む堂々たる集大成だ。アイルランドを舞台にしたこれまでの2作品で我々を驚かせてきた、数々の独創的2Dアニメーション技法を深化させ、これでもかと繰り出してくる。加えて、ディズニーのゼロックスプロセスを彷…
>>続きを読む城門の隙間と双方の歩み寄りの過程がちとガバガバな気もするが、そこに目をつぶればしっかりと傑作、しっかりとトム・ムーアの最高傑作だと思うし、このままバイデンが米大統領になればアカデミー賞確実、トランプ…
>>続きを読む描いてる人たちのレベルの高さもあるけど、本当に描きたいものを表現してる喜びとかが伝わってくる様な作品。それくらい作中のキャラ達が活き活きとしていて、細やかな仕草、動作が愛らしい。分かりやすい物語だけ…
>>続きを読む字幕鑑賞、海外アニメらしい絵柄が特徴的、ストーリーや音楽もすごく骨太にしっかりしてて、流れは読めるもののそれでも最後までハラハラしたまま緊張感をもって観られた、イングランドとアイルランドの歴史に明る…
>>続きを読むケルト3部作の最後のひとつ。
ケルト神話を元に1650年のアイルランドを舞台として魔女狩りや抑圧された少女たちを描きながら開放への美しいアニメーションが展開される。
人物や動物の主線が手描きのようで…
幻想的な森。
観ながら自分は狼の仲間になっていた。(人間からすれば人を襲う動物は殺してしまわねば安心して生活できないのだが)
父親ビルは、娘ロビンを危険なめに合わせたくないのだが、ロビンは父親の仕…
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