壮大な映像
大画面でないともったいない!
まずはAMAZONで働いてるシーンから。
お前らのせいだと、暗に。
衰退した産業、街ごと消滅。
日本だって過去になかったわけじゃない。
それが今、こう…
愛する人や仕事、
住まいは失っても
思い出だけは、失うことはない。
軒下のある暮らしよりも
心の中にある思い出を大切にしたい。
それは生きる希望だから。
哀しみや孤独を抱えながら
今日も走り続け…
序盤でファーンがノマドとは「ホームレスではなくハウスレス」なのだと言っていて、移動が話の中心にあるのかと思っていたら、思いのほか家庭(ホーム)がテーマだった。
この映画で描かれるノマドたちは、家族の…
まるで幻想かのような大自然の映像に目を奪われるが、最低限の荷物が積まれたヴァンやノマドとして季節労働をしながら旅するファーンの姿はどこまでも現実的であった。
旅の先々で出会う人々、それぞれに思い出…
彼女の「家」はあの砂漠の側のものだけだったのかなと思った。他のものを「家」にはできなかったのかもしれない。
映画全体に流れる不必要に見えて必要な余白が、彼女について、ハウスレスについて、生き方につい…
石
ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう
キャンピングカーに荷物を詰め込んだ彼女は、“現代のノマド(遊牧民)”…
サブプライムローン問題が起きたアメリカでは特に響くのかな。
人生において、ホームを持つことを人は求めてるのかもしれないが、それが必ずしも「ハウス=家」じゃなくてもいい。
心に安住の地を持てれば、場…
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