ロシア映画で不安だったけど、
良い映画だった。
共産主義に身を置く母と反共産的な娘とのやりとりとかロシアで公開されたのかな?と思うほどの作品だった。
大きな決定が上層部の簡単な気持ちで決まるし、逆ら…
「アンドレイ・ルブリョフ」「暴走機関車」のコンチャロフスキー。老いてもなお死せず,を見せた作。
最初に見た紹介からは,戦時にはもてはやされた従軍女性が戦後は白い眼で見られ,という話かと思いきや,その…
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1962年の発生から約30年間隠蔽された事件。「これから良くなるからね、良くならなきゃ、必ず良くなる」とは主人公が映画の最後に言った言葉。ロシアの歴史に詳しい人なら分かる言葉。俺にはさっぱりな言葉。…
>>続きを読むソ連南部のノボチェルカッスク(覚えられない)という町で起きた虐殺事件のことは全く知らなかった。ソ連であんなデモがあったのも知らなかった。最も、他言無用の誓約書を書かされるのだから、当たり前ですか。で…
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おじいさんが行李から出してきた勲章、流行りの髪型、物が入ってこないファーマシー、賄賂、距離の近い同アパートの住人、保養施設の思い出、会議中の飲酒…
ソ連のこと何も知らないで見たので全部のシーンで「ど…
ロシア映画は退屈でも地味でも精密で豪華というイメージがあったので、画面の薄さとそれを紛らわすような白黒画面には少々失望しました。しかし、それでも視聴者を引っ張っていける力強さがあって、最後まで見ると…
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