10分程度の短編だが、撮影技法や音楽は正にヨルゴス・ランティモス。
ストーリーは、コミカルだが少し怖い、ショートショートのような感じ。
非常にシンプルだが、個人的には結構好き。
細かいところだが…
このレビューはネタバレを含みます
・面白い良いアイディア
・ロブスターから進化してシネマトグラフィーがより洗練されて意味のあるショットになっている。不気味さやアート性を保ったまま分かりやすくなっている。
・男が女に追いかけられる所は…
ぶ、不気味ー!
これこれ。短編でも最高やね。時間ある?と尋ねる電車の向かいの人。男の幻覚かと思いきや、よく分からない笑。
しかしあっという間だった。基本的な魅せ方(間とかカメラの位置)が上手いのよね…
ヨルゴス・ランティモス監督のショートムービー作品。
朝起きて4分15秒でゆで卵を茹でる。
家族の側でそれを立って食べる主人公(マット・ディロン)
不穏なヴァイオリンの音色。
電車の中で出会った…
マットディロン、ハウスジャックビルドのときも思ったけど素敵なおじさんになってます。
今回はランティモスのショートムービー。
英語わかんなくてもわかります。
ショートムービーでも持ってくるのねロー…
彼の映像はどうしてこんなに吐き気を催す奇妙さを持てるんだろう。
使われがちなクラシックの不快なまでの高音が酸味を想起させて吐き気なイメージにつながっている感もある。
シンプル、そしてとにかく面白い。…