第33回東京国際映画祭・ワールドフォーカス
映画として上手くない。演出も大仰でなにより脚本が下手。登場人物たちが意味不明な行動ばかりするのでどういうキャラクターにしたいのか定まらない。
なにより…
猟奇殺人を犯した囚人の絵が凄すぎて、刑務所の教官画伯は圧倒され苦悩する。
芸術と倫理、作品と作者の距離問う良テーマながら、剛速ド直球にメリハリ利かせるあまり逆向きステロタイプへ堕した感。台湾映画な…
刑務所のセラピーで描かせていた囚人の絵に魅了された画家が作品を世に出そうとするイノセンスが被害者、囚人家族、世間に、自身に起こす波紋。
作品と作者の人格は切り離せられるのかという普遍的難題に挑んだ台…
【TIFF2020】「悪の絵」芸術と作者の人格はリンクするのか。知ってしまえばリンクするよね。
この映画を観ていて、猟奇殺人犯の描く絵は、人を狂気に陥れる罠のようなモノが仕込んでありそうで、怖いと思…
表現の自由か、第三者のエゴか。殺人犯の絵とそれを世に送りたい芸術家。賞翫行為と被害者感情の対立を軸に、アートの根本や作品と作者の切り離しの倫理を問う。
主題は良いが、展開や登場人物の描き方が極端な…
東京国際映画祭6本目。
刑務所で受刑者を対象に絵画を教えている画家が死刑囚の描いた絵に魅入ってしまう。画家が開こうとした展覧会が物議を醸し出すことに…作品に罪はない、は被害者ではないからこそ言える事…