裁判は終わる
人の運命を置き去りにして
行為だけでなく
人を裁くことを忘れてはならない
仮説のオンパレード
人は信じたいことを信じ
その反対は悪だと思いたがる
真実はシンプルだ。
誰かを救いたい…
主人公のノラ同様ジャックの無実を“確信”して突き進んで愛人を犯人視することが結果的に立場逆で検察やマスコミと同じことやっちゃってるんですよね。
その辺もひっくるめたクライマックスの最終弁論は圧巻でし…
実際にあった「ヴィギエ事件」を基にした本作。
オリヴィエ・グルメさん演じるデュポン=モレッティ弁護士による最終弁論こそ見応えはありますが、その他のパートは凡庸な作品だと思います。
そもそも主人公が…
実話が基。
ノラ役のマリーナ・フォイス、デュポン=モレッティ弁護士役のオリヴィエ・グルメに乾杯で完敗。すごい熱量の法廷作品でした。
ただ、観終わってわたしが一番気になっているのはノラの事件への入…
フランスの司法制度が興味深かったです。証拠も自白もないのに、決めつけのように有罪になるかもしれない怖さ。一方で劇中明らかになる「犯人絶対こいつじゃん...」という決めつけも、同じように危険だとこの映…
>>続きを読むリアルに描きたいのか、それとも物語性を絡めたいのかよくわからなかった。物語は淡々と進んでいき、登場人物に心情描写もあまりなく淡白な映画であった。ただ最後の最終弁論は迫力があり素晴らしかったが、結局最…
>>続きを読む良いか悪いかはまずともかくとして、予告とかポスターでイメージしていた映画とは全然違ってびっくりした。
予告やポスターなどで出てくるフレーズは、
【ヒッチコック狂の”完全犯罪”と物議を醸した未解決…
©Delante Productions - Photo Séverine BRIGEOT