圧倒的に美しい絵画に寓話を載せた絵本のような物語。イタリアとユーゴスラビアの国境付近の村、というか森、棺桶職人の老人と栗売りの娘のそれぞれの物語が交差する。ドラマや歴史を紡ぐという作品ではなく、アー…
>>続きを読むあたいはこういう映画はお部屋をキャンドルの灯だけにして、良い香りの紅茶を飲みながらボォーっと観たいんや。何度も観たい、観ていられる映画。だって時々そこに居たもんあたい。
ピッピは観ながら「いつ面白く…
芸術に浸かっている気分だったが、劇場で観たにも関わらず暗すぎてよくわからないシーンがそれなりにあったのが残念だ。
実に絵画的で音楽もショットも幻想的で夢心地な気分だったが、ビジュアルに全振りすぎる…
このレビューはネタバレを含みます
ユーゴスラビアとイタリア国境にある栗の森に囲まれた小さな村。大戦終結後、政情不安は残り多くの人々は村を離れていったが、老大工のマリオは家を出たままの一人息子を、また栗売りのマルタは戦争から戻らない夫…
>>続きを読む老大工のマリオと栗を売る女マルタ。世界から見放されたような村で繰り広げられるものがたり。のんびりしていながら錯綜した時系列と絵画の様な美しい映像と不思議なユーモア。その独自性に一瞬で引き込まれた。初…
>>続きを読む舞い落ちた枯葉が朽ちていくように、静かにひっそりと形を失っていく村。
そこに残された人々の生と死を、夢と現実の間をたゆたうように紡がれる物語。
ポスターや予告の雰囲気から、自分が好きなタイプの…
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