
大戦下・大戦後の東欧の話、とにかく暗い
画面も暗いし、人々が死んだり移民していったり逃亡したりして、登場人物が少ない。経済活動があるのかないのか、ぽつんと残された人々が死を待ってる、みたいな…。
景…
1950年代、スロベニアとイタリア国境にある、栗の森に囲まれた村に大工のマリオ(マッシモ・デ・フランコヴィッチ)が暮らしていたが、病気で妻が亡くなってしまう。ある日、栗売りのマルタ(イヴァナ・ロスチ…
>>続きを読む置き去りにされた忘れられた土地。
という時、一体何に置き去られ、忘れられることを言うのだろう。
実際のところ今の生活は文明の利器に大いにあやかっているのも事実なんだけど、便利な生活にどれだけの価値…
フィルムの持つラチュードや暗部の表現力は深く、曖昧な色味の再現力はデジタルには出せない。それは実際の現場のスタッフにしかわからないレベルかもしれないが明らかに違う。最暗部と中間部の露出の撮り方はメー…
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映画鑑賞メモ
20250826
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_Zgodbe iz kostanjevih gozdov
_Directed by Gregor Bozic
_娯楽★☆☆☆☆
_前衛★★★★☆
_瀟洒★★…
もはや遺作の風格すら漂ってるけどデビュー作とのことで驚いた。ラピスラズリの中に吹く黄金の風。2人の出会いがおとぎ話として1つになる余韻。ちとカメラが支配し過ぎてるように見えるけどこの村とそこに残され…
>>続きを読む幻想的、という表現がぴったりの大人の寓話。時間が前後したり、夢と現実の境目が曖昧なのは…きっと…
1950年代、イタリアとユーゴスラビアの国境付近の小さな小さな…忘れ去られたような村。周りは広大な…
観賞中は映像の美しさに見惚れていたが、観終わってみると何も残っていないという...そんな感じの映画。
一つ言うとすると、予告を観る限り「ファースト・カウ」的な雰囲気を想像していたのだが、どちらかとい…
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