正直
見終わった後の気持ちは複雑だけれど
難しい問題を巧みな脚本でうまくつくっていたと思う。
是枝監督の『歩いても歩いても』を
ふと思い出した。
被害者、加害者、偶発的な事故、認知の問題…
答はない…
それぞれの登場人物の役割と流れがはっきりしているので内容が腑に落ちる。若い母親は事実そのものよりも周りの人々の態度の勝手さに神経をすり減らしている。子どもはなんだかおかしいなと感じて事実に迫ろうとし…
>>続きを読む俺が人生のなかで学んだ数少ないことのうちに「人は思ったより他人に興味がない」ということがあるんだけど、この映画もそういう他人に対しての無関心が主題だったのだと思う。表現の方法が割と一方通行というか、…
>>続きを読む当事者ってなんだろう。
強風のある日、ベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃する。不運な事故に思えたが、植木鉢があった部屋の隣に住む認知症の父の手袋には土が付いていた…
ニュースで見聞きする不運な…
秀逸な脚本と的確なショットの連続に唸らされた。出演者の演技も全員素晴らしい。これはとんでもない傑作が出来ちゃったんでは。さすが日本で一番信頼のおけるミニシアター、ジャック&ベティ企画作品。横浜色をあ…
>>続きを読む『誰か』の花が『誰か』である限り起きうる悲劇で止めようがなくて、
同情の言葉は傲慢の響きを持って降りかかってくるし、
誰がどの場面でどうしてれば良かったも無いし苦しい
全く答えは無く、恨もうが赦そ…