尼僧ヨアンナに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『尼僧ヨアンナ』に投稿された感想・評価

Juzo
5.0

悪魔憑きの物語を借りて描かれるのは、信仰と欲望、救済と自己犠牲の危うい均衡。
尼僧ヨアンナと神父スーリンの関係は、聖性では抑えきれない人間の感情を静かに露呈させる。
極端に削ぎ落とされたモノクロ映像…

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17世紀のポーランド、小高い丘に立つ壁に囲まれた尼僧院。地元の人々から“天使”と慕われていた院長ヨアンナと尼僧たちが悪魔にとりつかれる。前任神父の死の知らせを受けた敬虔な童貞僧スリンが悪魔払いのため…

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AR
4.2

このレビューはネタバレを含みます

敬虔で自分を律することも辞さない神父が、悪魔に取り憑かれた尼僧のヨアンナを救うべく、悪魔祓いに取り掛かる。しかしヨアンナとの交流を深めていくうちに神父は悪魔の実存を、キリスト教の信仰に疑いを持ち始め…

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たむ
4.1

数多くあるエクソシスト系の映画の中でも芸術性が高く評価されている作品です。
ポーランド映画らしい、静かな中に、悪魔の狂気が宿る。
特殊メイクや特殊効果ではなく、修道院や町の雰囲気、何より演技のみでみ…

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ヤロスワフ・イヴァシュキェヴィッチの「ルーダンの悪魔憑き」を原作とした、修道院の集団ヒステリーが巻き起こす殺人。ケン・ラッセルの「肉体の悪魔」に受け継がれる狂気。
4.1

『怒りの日』と同じく神に支える者であるがゆえ非人間的な生活を強いられ、そのために愛を異端とされ悪魔に憑かれた者として弾劾されてしまう悲劇。そんな神職者のドラマを凄まじい緊迫感のある演出と悪魔に取り憑…

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travis
4.4

この作品、実は『エクソシスト』の元ネタになった作品と、映画通の間では密かに話題になっていた作品。
観たのは30年以上前になるけれど、かなり面白い作品。
ポーランドの歴史やキリスト教が土壌にあるんだけ…

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5.0

灰とダイヤモンドに並ぶポーランド映画の名作らしい。
灰とダイヤモンドは割とシンプルで社会派な感じだったけど、こっちはかなり芸術的で普遍的な内容を扱ってる。
テーマのせいかもしれないけど映画全体からど…

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たつ
4.2

悪魔は頭を悩ませ知識を引き裂こうとする。果たして彼らを創ったのは神なのか、悪魔とは一体何なのか。信仰心を揺るがす恋心。

修道院の集団悪魔憑きの中でもヨアンナの演技が白眉で、不可解な恐怖感。神への信…

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Jimmy
5.0

幾何学的な様式美で、尼僧院にいる悪魔に憑かれた美しき尼僧・その尼僧の悪魔祓いをしようとする神父を描いたイエジー・カヴァレロヴィッチ監督の傑作✨

カヴァレロヴィッチ監督は、抑制された教義に反抗するか…

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